2023年9月6日(水)週の中盤のピッチングですが、さすがに日に日に日暮れが早くなってきてしまって、6時前に仕事を終えてからのピッチングは厳しくなりました。ちょっと前までは7時半くらいまで明るかったのに、曇りの日だと6時半には暗くなってしまいます。
なので今週から昼休みの時間を利用して投げるように変更してもらいました。この日も気温は31度くらいでしっかり暑いんですが、太陽が雲に隠れるとかなり涼しく感じますし、休憩で日陰に入れば吹いてくる風がとても気持ち良く感じられました。真夏とは違ってきましたね。
日曜日の反省を活かして
日曜日のレギュラーバッティングの動画を編集しながら、「タメのないあっさりとした投げ方やな。」「打たれないことばかりを気にして、腕がまったく振れていない。」と反省しきりでした。
なので水曜日はしっかりセットしてから沈み込んで、右足でグッと地面を踏みこんでから投げに行く。右手の始動をなるべく遅くして、身体の移動をあとから追いかけるくらいのイメージで投げられないかと思っていました。
この日は久し振りにしっかり遠投が出来た気がします。遠い距離が得意な私ですが、良い感覚でボールが投げられたと思いました。一番良かったのはリリースに力が集中出来ていたということでしょう。セットしてからリリースまで身体や腕に力が入ることがなくて、リリース時に指先に力を入れてボールを押し出す。遠投ではこれが出来るんです。でもプレートから投げるとそうならない。これが私の大きな欠点です。
なぜ投げ急ぐのか?
投げ急ぐのは早く身体や腕を動かした方が速いボールが投げられると思っているからだと思います。確かに速いボールを投げるピッチャーのフォームや腕のスイングは速いんですが、最初から最後まで同じスピードで動いていることはありません。
「タメ」とか「間」みたいなものがあって、そこからさらに加速することでキレのあるスピードボールが投げられるんだと思います。さらにスピードガンの表示とは違う手元に来て速さを感じるボール(たぶん初速と終速の差がないボール)を投げるためには、「しっかりボールを押す」とかのソフトボールのピッチャー独特の感覚、投げ方もあると思います。
速いボールを投げたければ、投げに行かない
言葉にするとこんな感じなんでしょうか?何か禅問答のようなことにはなりますが、溜めて溜めて最後に全力で投げる。でも力まないことが重要。
これが簡単なようでとても難しいんです。元々柔らかくない身体はどんどんしなやかさを失い、若い時のような強さ、敏捷性はもうありません。そんな中でいったいどうしようとしているんでしょうね(笑)
ないない尽くしの中で何とかしようとするので、身体は自然と投げ急ごうとしてしまっているのか?投げ急いだって良いことは一つもないことは分かっているのに・・・いや、分かっていないから投げ急ぐ?????
それでは投げ急ぎに悩む水曜日の様子をご覧いただきましょう。
バッターはいらない
残念ながら思ったほどの変化はありませんでした。自分の感覚ではもっとしっかり沈んでから右足で地面を蹴って身体を起こしに行っているつもりなんですが、動画を見てみるとほんの少しだけ変わったかな?程度にしか見えません。
今度の日曜日はもう少し極端に変えてみる、そしてバッターの存在を消してボールを投げることだけ、投げた後のことを気にしないくらいで投げてみるつもりです。今の私にはバッターを意識して抑えるようなスキルはありませんので、自分の納得のいくボールがどれくらい投げられるかを基準にしてみます。
そう考えるとこの3年間は幸せだったですね。ただただどうやってスピードガンの数字を上げるかだけをやっていれば良かったから。今年は去年の最速を更新出来ずに終わるのでしょうか?冬場頑張って下半身いじめたのになあ・・・・・