2024年10月20日(日)軽く投げて110キロを投げる男
2024年10月20日(日)昨日まで29度あった気温が雨の後下がると予想されていました。練習に行くために外に出てみると空気がヒヤッと感じるほどの気温になっていました。車に乗ってみると23度と表示されていたので、「これはちょっと下がり過ぎじゃない!?」と思ってしまいました。
動きやすくはなるんですが、この気温だとすぐに身体が冷えてしまって動かなくなるのでもう少し気温は高い方がいいんですけどね。
予定と違う
グランドに着いてみるとそこには練習試合の準備をしている高校生がいました。実はこの日は朝から練習試合(土佐土建の一般のチームと高校生)の予定だったのが、都合が悪くなったので練習になったとLINEが入っていたんです。なので練習に行ったんですが、グランドには高校生がいて練習試合をする準備をしているではないですか。いったいどうなっているのか?とは思いましたが、どうも急に都合がついて練習試合をすることになったようで、練習試合をするなら私は関係なくなるので自分のやることだけやって帰ればいいやと思いました。
そしていつものようにグランドの外に走りに行きました。これくらい気温が下がるとすごく走りやすくなるので、特に意識しなくてもスピードがどんどん上がっていました。これからはランニングが楽になり、ランニング後の水が美味しい季節になりますね。
坂道ダッシュも先週から本数を増やしていますが、1本1本の間隔が短くなりました。11月からは冬メニューの本数に戻そうかな?と思っています。
帰って来てからはウエイトトレーニングをやります。身体が温まっているうちにやった方が怪我をするリスクが減るからです。ウエイトトレーニングと言ってもスクワットとデッドリフトだけですので、時間はかかりません。ベンチプレスもやりたいんですが、1カ月ほど前無理な体勢で腕立て伏せをしてせいで、左肘に水が溜まっているので避けています。肘自体に痛みはないんですが、ポコッと水が溜まって膨れたままなんです。これが収まればベンチプレスもやりたいなと思っています。
やっぱり速い!
そうこうしているうちに練習試合が始まりました。最初高校生が投げていたのでスピードを測ってみたら100キロ、101キロくらいが出ていました。高校1年生か2年生でしょうからフォームも良くなって、球威も球速もこれからどんどん上がっていくんだろうなとうらやましく見ていました。
そして一般の大エース高橋速水投手が登板です。簡単なアップしかしていないし、練習試合だし、まして初回なのでそんなに球速は出ないと思いましたが、軽く投げてどれくらい出るのかと測ってみることにしました。
すると最初は110キロに届かなかったものの、3人目のバッターあたりからは110キロを超えるボールしか来なくなりました。それもまったく力感がなく、軽く投げている感じなんです。試合の中盤になって身体が動くようになれば120キロを簡単に超えてきそうな感じでしたが、ずっと計っていることも出来ずに1回だけで終了しました。
最速更新を目指す
幸い余計な体力は使っていないので先週の96キロを超えることを目指すには良い環境になりました。さらに私と受けてくれるキャッチャー以外は練習試合の方にいるので、余計な雑音もなく投げることに集中出来る絶好の機会になりました。
初球は90キロ、先週の88キロから2キロアップしました。条件は悪くなさそうです。そして先週より順調に球速が上がって行きました。93キロ、94キロ、95キロ、そして先週と同じ96キロを計測。よし!もっと行くぞと思いたいんですが、自分の感覚としてはあまり良くないんです。
先週から変えた足(踵を上げていたのをつま先を上げるに変えた)とフォームがまだしっくり行っていないのも一因だとは思いますが、腕のスイングスピードが上がらないんです。回すというイメージを捨てて、腕を引き下ろすスピードだけを速くする。たったこれだけのことなんですが、思ったように腕が速く動いてくれない。
動画の途中でも言っていますが、「年寄りの筋肉は速く動かないのか?」と諦めのような愚痴も出てきました(笑)
途中何とか1球だけ97キロを出しましたが、ボール自体は抜けたようなボールで、速くも感じない力のないボールでしたので満足感はありません。これが100キロならまだ許せたんですが、あと3キロ上がるとはとても思えない感じでした。
結局この日の最速は97キロ、100キロ超えは来週以降に持ち越しです。65歳まであと3回の日曜日しかありません。
それでは10月20日の様子をご覧ください。
超えないといけない壁
投げて帰ってくると弘瀬先生から「何キロやった?」と聞かれましたので、「97」と答えると、「65歳やったかね?」「来月65」「100出さんとオレを超えられんぞ!」と、しれっとプレッシャーを掛けられてしまいました。
弘瀬先生は学年で3つ上、年齢で言うと2歳4か月上になります。2年前に100キロを出していますから、私が今年100キロ出さないと負けになると言うんです。確かにそうなんです。別に弘瀬先生と戦っているわけではないんですが、お互い負けず嫌いですので負けたくはないんです(笑)
年齢は毎年1歳ずつ増えていきますし、それに伴って落ちて行く体力、筋力、柔軟性、瞬発力などがあり、最悪なのは気力、根気がなくなるってことです。良くなるものはほとんどないんですが、57歳からここまでやってきて得た知識みたいなもので、なんとか今のスピードを維持しているって感じでしょうか。
何とか100キロ投げられる身体と技術を維持していられないかと思ってはいますが、今年感じている老化がこれ以上進行しなければいいなと思っています。