1月26日(日)の初練習から2020年のソフトボールは始まりましたが、私のソフトボールはやはりここから始まらないといけないと思いました。
入院中だった西村信紀さんが退院したということで、様子見も兼ねて岡山に行ってきました。予定では1時間ほど滞在してさっと帰ってくる予定でしたが、予定は未定でありいろいろ話し込んでいたら何と5時間も滞在していました。内容は公に出来ない話しも多く、ブログではソフトボールの話しだけをご紹介させていただきますね(笑)
強い接触動作
まず去年の動画をご覧ください。ここに「強い接触動作」という話しが出て来ます。(6分くらいから詳しく話してくれています。)
今日はこの「強い接触動作」について、この1年間やってみて感じた疑問を西村さんにぶつけてみました。するとまた新しい発見というか、単純に強いだけではない投げ分けの話しが出てきました。みなさんにも参考になるといいのですが。
球種によって接触動作には違いがある
それでは今日の動画をご覧ください。
私の質問はこれでした。「強い接触動作が出来ると鋭いリストターンが生まれ、ボールに勢いとスピンが伝わるけれど、この動きをなかなかコントロール出来なくて、ボールを上手くコントロールすることが出来ない。」「周1回の練習ではなかなか習得することが難しいが、どうすればいいか?」です。
期待した答えは「コントロール良く投げようと思えば、強い接触動作を意識するよりは、腕をしならせ前に出すといった投げ方の方がいいかもしれませんね。」だったんです。しかし日本一のピッチャーからは、そんな二流が考えるような安易な答えは返ってきませんでした(笑)
「球種によって接触動作の強さには違いがある。」また新しい言葉が出て来ました。一番強い接触動作を意識するのはライズボールで、それによって生まれるリストターンの動きをボールに伝えるようにしているそうです。次はドロップですが、ここではた接触動作よりも手首を立てるということを意識すると言っていました。一番接触動作を意識しないのはストレート系(そもそもストレートというボールは投げていない=真っすぐ行くと打たれる)のボール、言うならばファストボールはあまり強く接触動作をしなくても投げられるという言い方でした。
言葉は難しい
何かを伝えるという時には「言葉」が必要になります。スポーツなんかでは「やって見せる」という方法がありますが、細かな感覚などはどうしても「言葉」で伝えるようになります。これがすごく難しいですね。同じ動作や感覚でも人によってそれを表現する言葉が違ってきます。さらに人間の耳(実際には脳なんですが)は自分の都合の良いように聞くように出来ています。同じ人の同じことばであっても、聞く人間によって受け取り方が違ってきます。
今日の「強い接触動作」にしても、私なりの理解をしてしまっていたことが分りました。そして2019年思ったようなボールが投げられなかったのは、それが出来ていなかったということです。ちょっと分ったような気になりました(笑)
そして話していて、「頭では理解していても、それがカラダで表現できるとは限らない」ということも再確認しました。
さて次回は「コントロール良く投げるには?」という観点から話しをしてみました。お楽しみに!