2022.5.15(日)ホームベースが遠く見える時は調子が悪い!?
前日の土曜日は気温がなんと28度くらいもあって、「これは暑い!」日になりました。明日もこんな気温じゃ大変だと天気予報を見てみるると21度くらいの予報。助かったと思いましたが、意外にこの気温で太陽が出ていないと身体が温まりにくくて、年寄りの身体は思ったようには動いてくれませんでした。
ホームベースが遠く見える
この日はいつもの場所が空いていなくて、プレートのない場所でのピッチングになりました。なのでメジャーを持ち出してきて距離を測るんですが、14.02mが遠く感じてしまいました。後ろの景色の関係もあるんですが、調子が良くない時にはホームベースが遠く感じてしまうってことありますよね?
先週頑張ったせいで肩甲骨の内側に張りと痛みがあります。使っていなかった筋肉を使っている証拠ですのでそれは嬉しい悲鳴なんですが、なんとも言えない痛みです。そんなこともあって「今日はダメだろうな!」と半分諦めの気分でもありました。
先週捻った右の膝にも痛みがありましたが、これはアップしているうちに気にならなくなっていました。そして先週の102キロを記録した時が、この膝の痛みが気になって右足に負担がないように投げた時だったものですから、右膝が痛くないように投げることが球速アップの近道だとも思っていました。
ランニング、ストレッチ、キャッチボール、ノックと進み、遠投に入ると感じは悪くありません。そして本格的に投げようと前に出てみたら、14,02mはそんなに遠くは感じなくなっていました。やはり目の錯覚ったのでしょうか?ただ近くも感じなかったので、絶好調ではありませんでした(笑)
受けてくれる人がいなかった
このところの3回は嬉しいことに受けてくれる人がいました。コロナの関係で全体練習への参加を控えている状態なので、人が多くなることは避けたいのですが、受けてくれる人の存在は投げることに専念できますから有難いんですね。
しかしこの日は弘瀬先生と二人きりです。交代で受けるしかありません。いつもは連続で投げて交替なんですけど、この日は50球投げたら交替することになりました。投げ続けているうちに身体が動いてくることもありますが、一旦崩れてしまったフォームやタイミングでそのまま投げても良くなることが少ないことも事実としてあります。
この日はその典型的な日になってしまいました。遠投の良い感覚を持って投げ始めたつもりだったんですが、やはり先週の102キロに囚われてしまっていたんでしょう。出ない球速に焦って投げ急ぐという悪い癖が出てしまっていました。前半の50球はボールがどっちに行くか分からない状態で、浮いたり沈んだり、抜けたり引っかけたりと受けている弘瀬先生は大変でした。さらに1球も指にボールがかからないという、なんとも思うようにならないピッチングに終始してしまいました。
後半は力を抜くことに専念
曇り空の20度前後は温かく感じません。一旦温まった身体も受けているうちに冷えてきます。若い時はまたすぐに動けるんですが、これが年寄りの悲しさで冷えた身体はなかなか温まってきません(笑)
ただ前半のピッチングで「今日は球速は出ない!」と確信した私は、「遠投のように投げる。」「ボールを指かける」を意識して投げようと思って後半に臨みました。力を入れなくても球速はあまり変わりません。指にボールがかかるので回転の安定しますし、なによりコントロールが良くなりました。
試合では7~8割で投げると良い!やっぱりこれです(笑)
前半投げていて自分で感じていたことは「早く前を向いてしまっている。」だったんです。でも帰宅後動画を見てみるとそうではなくて、「後ろに腕が引けていないので右肩が早く前に出てきて、結果として横を向く時間が少ない、腕は振らなくてはいけないので左肩を開いて振るスペースを作るという形になってしまっているということが分かりました。
これ途中で動画を確認することが必要ですね。いろんなスポーツ選手が動画を撮影して見て確認している意味がよく分かりました。やっているつもりは出来ていないことが多い。自分の目で見て確認して、動きを修正する必要があるようです。
それではピッチングの様子をご覧ください。
暑い方が身体は動く!?
30度くらいになると暑くてすぐに息が上がりますし、バテてしまいます。でも身体は動くみたいです。特に身体のどこかに硬さや張りがあればなおさら、気温が高い方が動きやすいような気がします。
去年100キロを記録した時も真夏の炎天下でした。この日はグランドの関係で普段は午後からのピッチングが、午前中になっていたのも影響しました。やはり気温が低いのは老体にはきついですね。
もうすぐ本格的な梅雨に入ります。冬場と春先頑張ってきた身体を一休みさせて、リフレッシュした身体で真夏の暑い季節に記録更新と行きたいものです。今年の目標まであと3キロ。近くて遠い3キロですが、納得のいく105キロが投げられたらいいなと思っています。
先日の102キロのように投げている本人に満足感がなくて、スピードガンの表示だけが出ているボールではどうしようもありません。本来はバッターがバッターボックスで速く感じるボールが投げられるようにならなければ、ピッチャーとしては意味がないですよね。もっと言えば誰が見ても「お、速い!」と感じるボールじゃないとダメだと言うことです。そういう意味ではスピードガンの数字は極めて怪しい!!!!!
しかしこのところの身体の張りと痛みは「大丈夫?」と心配になります。ここに来てかなり無理していることは事実のようです。今日も肩甲骨と膝と腰が痛くてたまりません(笑)