8月には珍しい停滞前線によってあちこち浸水被害なんかが出ています。お見舞いを申し上げるとともに、どうか早め早めの避難で被害が最小限で終わるように願っています。
高知は幸い大きな被害は出ていませんが雨が続いています。少しオーバーワークだったのもあってあちこちに痛みが出ていたりもしたので、雨を理由に少し休もうと思っていました。思惑通りに休めたんですが右足付け根の変な痛み(坐骨神経痛とも違う、これまでには経験したことのない痛みなんです。)は取れていません。ここに負担のない屋内で出来るトレーニングとストレッチ、そして針治療の1週間でした。
日曜日は曇りの時間がありそう
天気予報を見ていたらずっと傘マークが続いている中、日曜日が曇り一時雨(頻繁に変わるんですが)になっていて、土曜日になると午前中は雨ですが午後は曇りの予報になっていました。投げられるなら投げたいので最近は11時から始めるピッチングを13時からということで弘瀬先生に連絡しました。
いつもより少し遅く起きて今話題になっているサンデーモーニングを見て、朝食兼昼食を摂って準備を始めました。気になったのは天気予報が少し変わっていいて、午前中曇りが多く午後に傘マークが出ていました。外を見てみると雨は降っておらず、「午前中の方が良かったかな?」と思いましたが「グランドが濡れているので午後で良かっただろう!」と思い直し、12時半過ぎに家を出ました。
すると車のフロントガラスに雨粒がポツポツ。「おいおい、いきなり雨かよ!」どうかポツポツで終わってくれと祈りながらグランドに到着です。グランドはさずがに我々二人しかいませんが、水たまりはあるものの投げられない状況ではありませんでした。これで雨が上がってくれるといいんですが・・・
今週はあまり動いてないので二人で外周(約2㎞)を走ってから始めることにしました。以外に身体は軽く動きます。「休んだかいがあったかな?」とちょっと期待していました(笑)
キャッチボールをして投げ始めました。この頃から降っていなかった雨がまた降り始めました。ここは水はけも良くて使えるグランドですがやはり水を含んでしますし、水たまりもあります。いつものように暴投を投げてしまうとボールが濡れてしまって滑ってなげられなくなるなと思って慎重に投げていました。
それでも私ですからキャッチャーの受けられない暴投を投げていまいます。そして予想通りボールが濡れて滑るようになりました。結局この日は革ボール(ホワイト)→革ボール(イエロー)→ゴムボールと三種類のボールで投げることになりました。
最後は滑るボールとの闘いでした。気温は30度ないくらいで楽なんですが湿度が高いので汗をたくさんかきます。シャツの袖から投げるたびに汗が手の方に流れてきます。なのでいくらボールを拭いても手自体が濡れてしまっていて滑るんです。これではどうしようもありません。
当然の結果
結局私が投げている間小雨がずっと降り続き、だんだん足元もぬかるんできてしまいました。当然「100キロ出すまで帰れません!」の挑戦もこんな状況では達成できるはずもなく、この日の最速は96キロで終わりました。
この日は
①セットから始動までの動きを以前の動きに戻す。(これまでの最速99キロを出したのがこっちの投げ方だったこと。始動時にこの方が力を貯めやすいと思ったから。)
②リリース時にボールを指でしっかり押すようにする。(リリースのスピードを上げるとともに、リリース時にボールが指にしっかりかかることを意識する。投げた後の手の形がパーじゃなくてグーになる。)
の二つをやってみるつもりでした。
すると①は不器用な私はここ3回違う投げ方をしていたので、以前の形を忘れてしまっていて上手く身体が動いてくれません。これは何回かやらないと出来ないと思います。②はとにかくボールが滑ることに気が行ってしまってそれどころではなかったです。
さらにこんな悪条件の中でも「速いボールを投げよう。」とばかりするので、身体も意識も前へ前へと行ってしまいっています。そのために横を向く時間も少ない、左足で身体を止める前に状態が回旋して右肩が前に出る。これでは腕が身体から離れてしまうので強いブラッシングが出来なくて、その後のリリースが加速されるはずもなく残念な結果になってしまいました。
あまり見るべき内容も少ないので、いつもより大幅に短めの動画をご覧ください。
今週も惨敗でした。原因はすべて私にありますが、天も味方してくれませんでした(笑)オリンピックを見ていても思いましたが、やはり金メダルを取る人はそれにふさわしい努力をした人なんだ、結局私の努力はまだまだ足りないってことだと思い知らされました。
今後の課題
やはりスピードガンを横に置いて投げると、どうしてもその数字にばかり気が行ってしまいます。「100キロを出す。」は一つの目標ですが、決してそれをゴールだとは思っていません。ゴールはもっと先にあります。
なので次回は少し身体も気持ちも最初抑え気味に入って、やろうとしていることを身体と頭がちゃんとやろうとしているか、そして表現出来ているかを確認してから、全力で投げるに移行して言ってみたいなと思っています。
どっちかと言うと弱い心との闘いですね。思ったより低い数字が出てしまうと、それに囚われてしまって「もっと早く!」「もっと早い数字を!」と焦る、気負う、前のめりになってしまってばかりです。これでは逆効果なんだと思います。
最後を速くしたいんだったら最初はゆっくりなんだと思います。理想は0から100に加速で、今は良くて50から70に加速にしかなっていないんだと思います。
「脱力」の大切さとでもいうんでしょうか?ピッチングだけでなくて生き方そのものを考え直さないといけないかもしれませんね(笑)