2020年はコロナの年になってしまいました。3月頃から日本での感染が拡大していきましたが、SARSやMARSのように比較的早く終息するものと思っていました。ところがこの新型コロナウイルスは世界中に広がり、今もなお猛威を振るっています。
緊急事態宣言もありすべての活動を自粛、当然スポーツ界も大きな影響を受けました。各種大会はことごとく中止になり、これまでに経験したことのない何もない1年になってしまいました。
練習に行けない
グランドが閉鎖になり当然練習は出来ません。緊急事態宣言が解除になるとグランドが使えるようになると、屋外で3密にならないようなものはやっても構わないということになりました。
土佐土建も試合はないものの練習は再開になりました。しかし私の場合仕事(介護)の関係で、スタッフに「しばらくは不要不急の外出、県外への旅行、街中での外食等は控えるように。」と言う指示を続けていました。
そんな状況の中でいかに屋外であっても、3密ではないと言われても練習に行くという気持ちにはどうしてもなれませんでした。
月曜日から土曜日までは仕事。日曜日くらいは外に出てソフトボールをするのが当たり前の生活をしてきましたが、今年の3月以降は日曜日は家でテレビを見ながらゴロゴロする生活になりました。
これも慣れてしまえばそんなに苦痛でもなく、日曜日は家に籠って過ごすが当たり前になってしまいました。別にソフトボールしなくても生きていける!(笑)
一人で投げる
練習には行けませんでしたがピッチングは続けていました。有難いことに先輩が週に1回受けてくれていました。密にはなりませんし、自分がやりたいことだけをやればいいので、こんな自由なことはありません。
いつしかみんなで練習よりこっちの方がいい!って思うようにさえなっていました(笑)
そのうち弘瀬拓生先生も参加するようになり、新しい試みをやってみたりしながらいくつかの気づきもありました。
失ったものも大きかったですが、得たものもたくさんあった1年になりました。
ベストピッチング
この1年でのベストピッチングを見てもらいましょう。 2020年10月14日のピッチングになります。振り返ってみるとこの日の身体の動きが、現状ではベストのタイミングでボールが投げられていると思います。
セットして手を上げる→ここで少しタメを作って飛ぶ力を貯める→飛んだ勢いを身体に伝えて腕を振っていく→腕を加速させながらリリースまで持っていく
この動きがこの1年では最もスムーズに出来ている1日でした。まあそれもこの日だけですので、身に付いたわけでもありませんし、その後も迷い続けていました(笑)
映像で見ていても確かにこの日のボールは速いし、力があるように見えます。受けてくれている弘瀬拓生先生もそう言ってくれています。(噓じゃないと信じましょう(笑))
この感じの投げ方をもっと速く、鋭く、そして精度を上げていきことが出来れば・・・
必ず思っているボールに近いボールが投げられるはずと思います。このボールでも指にかかったボールは1球もありません。指にかかったらどんなボールが行くのか?楽しみです。
2021年は?
2021年はどんな1年になるのでしょうか?
1日でも早くコロナが終息して、普段の生活が戻ってくれることを願うばかりですが、個人的にはこれまでの気づきを生かして、来年も引き続き無謀なチャレンジを続けていくことになります。
今週からいきなり本格的な冬になってしまい、なかなかボールを投げるというここがおっくうな気温になってしまいました。なので寒い時期はコツコツ走る、トレーニングするを心がけ、温かくなったころにしっかりボールが投げられる身体作りをしておこうと思っています。
みなさんも来年にむけての準備を怠らないようにしてくださいね。