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ソフトボールマガジン2020年7月号が届きました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会が全く開催されていない関係でしょう。誌面作りの大変さがうかがわれる内容になっています。
みんなのグラブ大全
巻頭のカラーページでは普段であれば日本リーグ女子1部の様子などが紹介されているはずなんですが、何と7月号では各選手のグラブが紹介されていました。編集部のみなさんもどうやって誌面を埋めようかと悩んだ結果の、この特集なんでしょうね。ご苦労さまです。
ここで紹介されているグラブはほぼオーダーのグラブだと思います。それぞれのこだわりの詰まった、使いやすいグラブになっているんだと思います。
しかしグラブも高くなりましたね。良い物はしっかり手入れして使うと長く使えるものですが、それにしてもオーダーとなるとなかなか簡単に手が出せそうもないグラブもあります。
昔に比べると色がカラフルになりました。グラブの革の色も豊富になりましたし、刺繍や紐にもさまざまなカラーが使えるようになりました。どこにどの色を使って、どんなデザインに仕上げるかはセンスが問われますね(笑)
私たちもM社さんには相当無理な注文をしてグラブを作ってもらっていました。注文自体はスポーツ店さんから入れるんですが、それを受ける高松支社が「こんな注文受けられません。直接本社に連絡してください。」と言われることも多く、本社のK藤さんに直接「こんなん作って!」って連絡していました。本当にご迷惑をおかけしました(汗)
道具も一つのステータスですので、あんなグラブが持てる(使える)選手になりたいと憧れのアイテムの一つになればいいですね。
グラブの手入れ
これは私の個人的な意見ですが、道具の手入れはずっとソフトボールをやってきた選手より、硬式野球を経験してきた選手のほうがしっかりやるという印象があります。
使ったら手入れするという習慣が出来ていると言ったほうがいいかもしれません。
昔闘犬センターに家竹という選手がいました。世界選手権で首位打者を取ったりと好走守に素晴らしい選手でした。彼は高知商業で野球をしていて、その後闘犬センターでソフトボールをすることになりました。まあ私生活はちゃらんぽらんなところがいっぱいありましたが、練習後や試合後には必ず道具の手入れをしていました。これだけは必ずやってから遊びに行ってましたので、それは感心していました(笑)
高知商業の野球部の寮に治療に行っていましたので、選手たちの行動を見る機会も多かったのですが、遅くまで練習した後自分のカラダを洗う前に必ず道具の手入れをしていた姿がありました。まあ先輩のスパイクを磨かされていた後輩もいましたけどね(笑)
やはりこれが当たり前になっているということでしょう。見習いたいものです。
実は先週グラブの紐が切れてしまいました。このグラブももう20年くらい使っています。ミットは35年つかっていますが、まだまだ使えるのでありがたいです。しかしさすがに年期は入ってきました。紐の交換を依頼(ついでに全部変えてもらうことにしました。)しましたが、「革がカピカピですね。」と言われてしまいました。そうなんです、使ったら毎回手入れする訳でもありませんし、オイル塗ったときはいいんですが、乾ききった革はすぐにオイルを吸い込んでしまいます(笑)なんとか手入れを続けて、ソフトボール人生をこのグラブたちと一緒に終えたいと思っています。
みなさん、道具を大切にしましょうね。