2016年7月22日(Fri)
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【ソフトボールルール解説】アルタードバット ALTERED BAT(変造バット)
ルール / 2016年7月22日(Fri) / 管理人
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この記事の目次
変造バットとは
アルタードバット(変造バット)とは、検定された正規のバットの構造を改造したもので、バットの表面にペンキを塗ったり、握りの部分に余分なテープを巻いたり、コーングリップを取り付けたり、金属の握りの部分を木製のものに取り換えたりしたバットを言います。
また、バットに名前を彫ったり、刻んだりすることは、バットのノブ側末端のみ可能です。バレル側(先端部分)に彫ると変造バットになります。
変造バットを発見したら
(ケースブック)
〈定義〉検定された正規のバットの構造を改造したバットを、アルタードバット(変造バット)と言います。
質問:試合前の用具検査で次のようなバットが発見されました。どう処置したらいいですか?
(1)バットの表面にペンキを塗ったバット。
(2)グリップの部分に二重にテープが巻かれたバット。
(3)グリップと安全ノブの角度が、二重にテープを巻くことによってコーンの形状になっているバット(安全ノブの角度が100度より大きく、高さが8mm未満)
(4)コーングリップを取り付けたバット。
(5)金属の握りの部分を、木製のものに取り換えたバット。
(6)バレル側(先端部分)に名前を刻んだバット。
(7)ノブ側末端(グリップエンド)に、名前、イニシャル、ユニフォームナンバー等のシールやマークを付けたバット。
答え:(1)~(6)は変造バットです。変造バットを持ってバッターボックスに入ると、ボールデッド、打者アウトで退場(走者は進塁できない)になります。
(7)(8)合法的なバットです。バレル側(先端部分)に彫ると変造バットになります。
審判員が用具の確認を毎試合実施して、規格・損傷の有無を確認します。