第33回全日本シニアソフトボール大会
令和元年10月5日(土)から7日(月)までの3日間、徳島県徳島市と藍住町で、第33回全日本シニアソフトボール大会が開催されました。
優勝したのは熊本県のK・Sクラブさんで、3年振り4回目の優勝になります。おめでとうございます。
準優勝は滋賀県のレイクユニオンズさんです。おめでとうございます。
第3位は広島県のタートル広島さんと、高知県の土佐土建でした。もう少しで決勝戦進出でしたが残念でした。
懐かしい人が出られていました。
元デンソーのエースだった橘さんが愛知県の稲沢ゴールドで投げていたそうです。残念ながらお目にかかることはできませんでしたが、「まだやってるんだ。」と懐かしく思っていました。高校生の時に佐賀国体があって、中村高校中心のチームに橘さんと私が補強で入ってからの知り合いですが、もう40年近く会っていないような気がします。徳島県の役員で来られていた鳴門クラブの田尾さんによると、「上手に投げていた。」そうです。練習はあまり熱心な方ではありませんでしたが、センスのある選手でしたので、まだその片鱗は残っているんでしょう(笑)
そして準々決勝をやっている時にベンチの後ろに来ていただいたのが、元埼玉県庁の浅見さんでした。浅見さんが来ているのは全く知らなくて、埼玉県の浦和SGというチームのようです。試合中だったので、挨拶程度しか出来ませんでしたので、詳しいことは分かりませんが、トーナメント表を見てみると1回戦で負けているようです。投げたのでしょうか?
開会式ではあまりも多くの方がおられて、このお二人の他にも昔の知り合いがおられたかもしれませんね。こんなことも楽しみの一つになりました。年を取った証拠です(笑)
やらかしてしまった!
この大会土佐土建は当然優勝を狙っていました。そして流れも優勝してくださいとでも言うような流れだったんです。
いつも組み合わせに恵まれないことが多いんですが、この大会1回戦は不戦勝でした。なので初日は午後3時からの1試合だけでした。待ち疲れました(笑)2日目は2試合の予定で会場に行くと、1試合目の鹿児島のチームが不幸があって鹿児島に帰ってので不戦勝になると言うじぁありませんか。これで2日目も1試合だけになりました。この日も待つ時間が長くて疲れました(笑)
試合も初回から大量得点を上げての試合になりましたので、弘瀬さんを休ませることができました。残りは最終日の準決勝と決勝の2試合ですので、体力的にも消耗してなくて、安心して任せられる絶好の展開でした。こんなことってあるの?ってくらいの流れだったんです。しかし世の中はそんなに甘いものではなかったんです。楽しすぎるとソフトボールの神様がそっぽを向いてしまうんです!
準決勝は実年でも何度もやったりやられたりしたK・Sクラブ(以前は三友クラブでした。)でした。ピッチャーは好投手安武さんです。これまでの2試合みたにはいかないだろうなと思っていたら、案の定上手に抑えられていましました。
この大会前に弘瀬さんと斉藤さんに、「絶対勝つぞ!」と言われていました。なので下手なことはできないと、一生懸命素振りを繰り返していたら何か良いイメージが久し振りにあって、打つ方はこの大会良かったんです。決勝戦も2安打ですし、1得点は私がホームベースを踏みました。
弘瀬さんも13奪三振を奪う力投で、相手を無失点に抑えていきました。最初はK・Sクラブさんの流れでしたが、こちらが1点取ってからは土佐土建の流れになっていました。2回の満塁のチャンスに追加点が取れていたら、こんなことにはなっていないのかもしれません。しかし試合にタラレバはありません。
結局1-0のまま7回の裏を向かえます。けど今日の弘瀬さんなら3者凡退で、はい終了!だと思っていました。ところがこのK・Sクラブは諦めていなかったんです。これまでも何回となく土佐土建を倒してきた自信みたいなものがあったのかもしれませんね、
先頭バッターが粘って粘って最後は左中間を抜く2塁打で出塁しました。ピンチです。でも今日の弘瀬さんはドロップのキレが最高で、三振を取ってくれるので大丈夫だと思っていました。ただ相手も7回まで来るとボールの軌道に目が慣れてきます。そして決して強振せずボールにバットを当てて転がそうとしてきました。ここがK・Sクラブさんの強いところです。しっかり練習で走しり込んでいるんでしょうね。みなさん足が速いです。
ここからが私がやらかした場面になります。セカンドゴロが飛びました。少しジャッグルしたセカンドの送球が遅れます。「早く投げて!」「アウトカウント取れば、勝つチャンスが大きくなる。」と思って送球を待っていましたが、際どいタイミングではありましたがセーフになってしまいました。塁審の「セーフ」という判定の声に思わず塁審の方を振り向いた瞬間でした。サードに進んでいたランナーがホームに突っ込んだんです。「行った!」の声にホームを見ましたが間に合いそうもありませんでした。さらに体勢が崩れていたのに投げてしまって、暴投になってしまいました。ダブルミスです。これでバッタランナーが2塁に進塁していまいました。
1対1の同点で、サヨナラのピンチですが、相手チームの勢いは増すばかりです。そして最後はセンター前ヒットでサヨナラ負けになります。なんと言うことでしょう。私がセカンドからの送球を取ってサードランナーから目を離さなければ1塁3塁というピンチではあっても、まだ1-0のままだったんです。さらに送球をキャッチャーのミットに投げていれば、ホームインされたとしてもランナーは1塁だったんです。次のセンター前ヒットが出たとしても、決勝点はまだ奪われてなかったんです。
結局この1-2のサヨナラ負けは、私が全部お膳立てしたものでした。みなさん、申し訳ありませんでした。ことの重大さにきがついたのは、1日たった翌日のトイレの中でした。「いかん!昨日の負けは自分のせいや!」気がつくのが遅い!(笑)日曜日の練習で、しっかり謝っておこうと思っています。
許されるなら、来年もう1回チャレンジさせてください。1年間こつこつ練習して、二度と再び同じことをやらかさないように、そして今年以上に頑張りましので、私にチャンスをください。よろしくお願いします。それにしても逃がした魚は大きかったです。決勝戦K・Sクラブさんが5回コールド8-0で快勝していますので、ますますその気持ちが大きくなりました。勝てる時に勝っておかないと、なかなか勝つチャンスは巡って来ないというのに、、、
勝ち上がり表は次のようになりました。