日本スポーツマスターズ2017 ソフトボールの部の結果
日本スポーツマスターズ2017 ソフトボール男子の部・女子の部が、男子は9月16日(土)から19日(火)の4日間、女子は9月16日(土)から18日(月)の3日間、兵庫県淡路市で開催されました。
結果はどうだったんでしょうか?
日本スポーツマスターズとは?
日本ソフトボール協会のホームページによると、日本スポーツマスターズとは、(公財)日本体育協会が、2001年に「21世紀の国民スポーツの推進を図るため」として、幼児から高齢者までが生涯を通じて自己の能力や志向に応じて豊かにスポーツを享受することのできる環境づくりの必要性を提唱したことからスタートしました。
シニア世代で生涯スポーツに親しんでいる人が「自己の技量を試す場」として、あるいは、かつて競技スポーツで活躍された人にとっての「セカンド・ステージ」として、創設した「21世紀の新しいスポーツの場」であり、現在、水泳、サッカー、テニス、バレーボール、バスケットボール、自転車競技、ソフトテニス、軟式野球、ソフトボール、バドミントン、空手道、ボウリング、ゴルフの13競技が実施される総合体育大会になります。
日本スポーツマスターズは、かつてオリンピックや全日本の選手として活躍したトップアスリートと、各地域で日々練習を積み重ねてきた選手が「同じ舞台」で「日本一」をかけて戦うことができる大会であると謳われています。
第1回の開催地であった宮崎県での大会では、元オリンピック選手も多く参加して開会レセプションなども開催され、国体にも負けない華やかさでスタートしましたが、そのような行事も最近は行われなくなって少し寂しくなっていますね。
ソフトボール競技は、男女ともに行われており、男子40歳以上、女子35歳以上が参加資格となっています。また、この大会も「生涯種別」の位置づけで、ゴムボールを使用して大会が行われ、各都道府県代表の48チーム(開催地は2チーム出場)によって覇が競われているが、男子は最大の48チーム近い参加が実現しているものの、女子は30チーム程度の出場にとどまっています。
男子では、大会創設当初は静岡クラブOB(静岡)と全日本壮年大会でも5連覇を含む優勝6回の輝かしい実績を誇る鳴門クラブ(徳島)が激しく競り合い、静岡クラブOB(静岡)が「3連覇」を含む優勝4回、鳴門クラブ(徳島)が「連覇」を含む優勝3回と、第7回大会まで両チームのどちらかが優勝を勝ち獲っていました。
2008年の第8回大会で、男子インターハイで「史上初」の連覇を成し遂げた有吉久和、自ら「日本代表」の経歴を持ち、高校男子の指導者として一時代を築いた名将・弘瀬拓生の「二枚看板」を擁する土佐土建(高知)が優勝を飾り、この「2強時代」に終止符を打つと、そこからは毎年のように優勝チームが変わり、現在はダイヤモンドスター(京都)が「連覇」を継続中であり、今年3連覇達成に挑むことになります。
女子では、2009年の第9回大会~2010年の第10回大会で、なごや(愛知)が唯一「連覇」を達成していて、昨年(2016年)、2度目の優勝を果たしたGUNMA DREAMS(群馬)が、大会史上二度目となる「連覇」と、なごや(愛知)に並ぶ最多優勝(3回)をかけ、大会に臨むことになっています。
さて男女とも連覇はなったのでしょうか?
日本スポーツマスターズ2017 ソフトボール(男子の部)の結果は?
男子の試合は、おりからの台風の影響により 16日(土)の第4試合が中止となってしまって、17日(日)に16日(土)の第4試合を実施。大会期間内(19日/火)までに終了しなければならなかったため、準決勝・決勝を打ち切りとし、「4チーム1位」となりました。
1位となった4チームは和歌山ヤンキースさん(和歌山県代表)、新日鐵住金鹿島壮年さん(茨城県代表)、グリーンハートさん(埼玉県代表)、沖縄でいごクラブさん(沖縄県代表)です。
3連覇を狙ったダイヤモンドスターさん(京都府代表)は、県予選で敗退して残念ながら偉業達成とはなりませんでした。
新しく40歳になったばかりの生きのいい選手がどんどん入ってきますので、年齢とともに動きが悪くなるこのカテゴリーでの長い連覇は、なかなか難しいと言わざるを得ませんね。
勝ち上がり表は次のようになりました。
日本スポーツマスターズ2017 ソフトボール(女子の部)の結果は?
女子も男士と同様に、台風の影響により 16日(土)の第4試合が中止となってしまい、17日(日)に16日(土)の第4試合を実施しました。大会期間内(18日/月・祝)に終了しなければならないため、準決勝・決勝は打ち切りとなって、「4チーム1位」となりました。
1位となった4チームは、クラブ栃木さん(栃木県代表)、草津クラブエルダーさん(滋賀県代表)、GLORYさん(千葉県代表)、RED FORCE 広島さん(広島県代表)でした。
大会連覇と最多優勝をかけて出場していたGUNMA DREAMSさん(群馬県代表)は、2回戦で箕面MAPLEさん(大阪府代表)に3-5で敗れて、連覇はならず、最多優勝の記録はおあずけとなってしまいました。
勝ち上がり表は次のようになりました。
両大会の詳しい試合内容については、日本ソフトボール協会のホームページ等でご確認ください。
お天気だけはどうしようもないですが、せっかくの全国大会ですので、気持ちのよいお天気と素晴らしいグランドコンディションでプレーが出来たらいいですよね。
ただ男女とも4チームが優勝の喜びが味わえるのも、これまた良かったことだと思います。
8チームのみなさん、おめでとうございます。
そして台風の中、グランドの整備や各手配を頑張っていただいた関係者のみなさん、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。