9月5日の様子をご紹介しましたが、その後の右膝の状態をご報告したいと思います。9月5日はこんな状況でした。
半月板を痛めている。
毎日針を打ったり、アイシングしたり、膝に負担をかけないようにとしていたら、右膝の腫れはだんだん引いてきました。「これなら間に合かな?」っていう希望が見えてきたんですが、どうも今までには経験したことがない引っかかりみたいな症状が気になり出しました。
膝は左膝から始まって長い付き合いですので、痛いとかだけなら何とかプレーするんです。テーピングでガチガチに固定してプレーしたことも何回もありますから、それは大丈夫なんです。腫れたままだと関節が不安定で、伸びにくい、曲がりにくいが強いので、とりあえず腫れを少なくすることが最優先でした。今回もそれは思っていたような感じになってたんですが、時々引っかかる(何かを挟んだようになって痛い。)のが気になっていました。
なので初めて膝の故障で整形外科を受診してみました。問診、レントゲン撮影、動作確認、可動域測定とあって、いよいよ診断です。「結論から言うと半月板を痛めている。」というお話しがありました。「ああ、やっぱり!」というのが感想でしたが、だからどうってこともなくて、「どうやって試合やろうかな?」くらいだったんです。診断してくれた先生もJリーグのチームドクターを現役でされている先生なので、「休め」とか「手術」とかはまったく言いませんし、「全国大会までにどうしますか?」って聞いてくれたくらいです。
やれる治療はやって、試合はテーピングやサポーターで固めてやるだけですって答えました。結局MRIはやっておいた方がいいということになりましたので、来週17日にMRIをやって半月板が画像でどのような状態かを確認しましょうということになりました。
昨日初診で診断と説明があり、今日(2回目)は電気治療とヒアルロン酸の注射を打ちました。今のところ特に変わったことはありません。
先輩たちの反応
今度の日曜日は実年の西日本大会の県予選になっています。全日本予選は惜しいところで負けてしまいましたので、西日本には行きたいと思っているようです。もうシニアなので関係ないと思っているんですが、人数的にも土佐土建実年は厳しいので、弘瀬先生と斉藤さん(キャッチャー)は出なくてはいけません。
ですから今週は水曜日、木曜日仕事終わりに集まって投げ込みすると連絡がありました。どうも私も戦力として考えておられるようで集合がかかりましたが、なにせこの膝の状態です。とても恐くて全力投球など出来るはずもありませんでした。
水曜日は膝が痛い。明日病院に行く。と言って足は固定して腕を回すだけのキャッチボールをやりました。でも「無理するな。」とか「やめちょけ。」という言葉はありませんでした(笑)
木曜日グランドに着いて「半月板をやってました。」と言うと「そんでどうするがな?」「やれるがやろ?」と言うので、「はい、やらないかんでしょう。」と答え、診断結果が出たので安心(半月板に負担がかからないように投げればいい)としたのでしょう、さすがに飛ぶことは無理でしたが一歩足を踏み出して投げることが出来ました。その様子がこちらになります。
スピード感を変える
私の現状は「腕の振りのスピードとボールのスピード感が同じ。」になっています。なので少々ボールが速くなってもバッターからすると、速さを感じなくて、タイミングも取りやすいピッチャーなんですね。それは自分が一番分かっているので、以前書いた「脱力➡リリースで最大に力を入れる」とか、西村さんが言っている下半身の回転で上体を回して、腕をカラダに巻き付ける動きによって、強くて速いリリースをすることで加速させられるようになりたいと思ってやっています。
ですがどれも上手く出来てなくて、思ったような結果になっていません。西村さんが前から言っているように「一旦横(右投げなら三塁側)を向いた膝頭が正面を向く動き(当然腰も捻られています)が先行して上体も正面を向き始める。この上体の動きに手を巻き付けるようにして引き出してきて、強くブラッシングを行う。」という一連の動作が私には出来ていないんです。
どうしても腕の力に頼った投げ方のクセが抜けず、さらに腕が外から回って来るという投げ方も相変わらずです。脚➡腰➡上体➡腕と少しずつ遅れて出てこないといけないのに、全部が同時に出て来てしまっている感じですね。ほんの0.何秒という間なんでしょうけど、それをやらないとボールが変わってきません。
しかしそれをやるたにはカラダの各部分に負担がかかります。今大事な膝を壊してしまうとは、何と言うことでしょう!下半身を使わないと力は伝わりません。来週火曜日のMRIの結果が、不幸中の幸いになるようになればいいなと思っています。長年無理をさせてきた両膝の状態は、60歳の状態男性の膝としてもあまり良い状態ではないと言われてしまいました。無理しながらもいたわってあげたいと思います。