日本ソフトボール協会主催平成30年度最後の大会は、小学生の大会でした。これで平成30年度の大会は終了して、平成31年度の戦いに移って行きます。ところが平成31年度の大会の最初は7月27日から始まる実業団男子の大会になりますので、実はそれは令和元年度に開催されることになります。スケジュールも「平成31年度」から「令和元年度」に変更されるんでしょうか?
第12回春季全日本小学生男子大会 の結果
第12回春季全日本小学生男子大会 は高知県高知市で、平成31年 3月24日(日)から3月26日 (火)までの3日間、全国から48チームが参加して開催されました。結果は 兵庫播州クラブ が決勝戦を含めて6試合中5試合を0封し、残る1試合も1失点とほぼ完ぺきに押さえて、見事初優勝に輝きました。素晴らしい勝ち方です。おめでとうございます。
準優勝は優勝した兵庫播州クラブに比べると、接戦を勝ち上がって来た 中山スポーツ少年団 (福島)でした。決勝戦では思わぬ大差がついてしまいましたが、実力差はそんなにはない立派な戦いぶりでした。おめでとうございます。
3位は準決勝で優勝した兵庫播州クラブに敗退してしまった 美作ソフトボールクラブ (岡山)でした。現在の岡山勢の高校生、中学生の充実ぶりは、この小学生が支えているのでしょうか。岡山県には一般には平林金属、大学は環太平洋大学と子どもたちにとって良い見本となる大人のチームがあるのもいいのかもしれませんね。うらやましいです。
もう1チームの3位は、準決勝で中山スポーツ少年団に延長8回タイブレーカーまで行って、惜しくも1-2で惜敗した オールいすみ (千葉)です。どちらが決勝戦に行ってもおかしくない実力伯仲のゲームでした、次は最後勝ち切れるように千葉に帰って練習頑張ってください。次は必ず勝てると思います。
地元高知からは私の故郷の田野々スポーツ少年団も参加していましたが、残念ながら1回戦敗退になってしまいました。過疎化、少子化でどんどん子どもの数が少なくなっている中で、まだ頑張っている故郷の子どもたちと指導者がいることに嬉しくなりました。参加されたチームの皆さん、高知県に来てくれてありがとうどざいました。美味しいカツオは食べてもらえたでしょうか?またおいでになってくださいね。お待ちしています!
大会の勝ち上がり表です。
第12回春季全日本小学生女子大会 の結果
第12回春季全日本小学生女子大会 は年度末ぎりぎりの平成31年3月29日(金)から3月31日(日)の3日間、岐阜県 揖斐川町 に全国から48チームが参加して開催されました。この大会の優勝チームが「平成最後の優勝チーム」になります。
平成最後の優勝チームになったのは栃木県代表のHOKUTO.SBCです。決勝戦は大熱戦になり5回に同点に追いついて、6回に1点を挙げて5-4で勝って見事初優勝に輝きました。決勝戦以外は大差での快勝で勝ち上がってきました。初優勝おめでとうございます。
惜しくも決勝戦では負けてしまいましたが、準優勝という立派な成績をおさめたのが 岸和田jrクラブ (大阪)です。このチームも決勝戦以外はほぼ大差をつけての快勝で勝ち上がってきていますので、この2チームの実力が抜けていたのかもしれませんね。準優勝おめでとうございます。次は優勝してくださいね。
3位は 西前田大宝アローズ (愛知)と宝泉プリティーズ (群馬)になりました。どちらも県内に日本女子1部リーグのチームが複数あるなど、あこがれの選手の姿を間近で見られる羨ましい環境の子どもたちですね。これからも頑張って日本リーグで活躍する選手を目指してください。おめでとうございます。
この女子の大会比較的大差のついた試合が目立つ大会になっています。まだまだ勝敗だけにこだわる時代ではありませんので、ソフトボールの楽しさと大切な基本を身につけてもらいたいものです。
大会の勝ち上がり表になります。