第19回日本スポーツマスターズ大会(男子ソフトボール)の結果

第19回日本スポーツマスターズ大会(男子ソフトボール)が、 2019年9月21日(土)~24日(火)の4日間 岐阜県 揖斐川町で開催されました。
優勝したのは山梨県代表の甲府コンバットさんで、5年振り2回目の優勝になりました。おめでとうございます。決勝戦は2回表に1点を先制され、4回表に2点追加されて流れが悪いかと思いましたが、その裏に相手チームの継投策の失敗などもあって大量7点を奪って逆転して、その後は粘り強いデイフェンスで無失点に抑えて7-3で勝利しました。

準優勝は茨城県代表の取手インディアンスさんです。決勝戦も順調に3点を上げて優勝まで突き進むかと思われましたが、ピンチを迎えての継投策が裏目に出てしまいました。残念ながら準優勝でしたが、来年の捲土重来を目指してください。おめでとうございます。

第3位は長崎県代表の時津クラブさんと和歌山県代表の和歌山ヤンキースさんです。どちらも準決勝では時間切れの試合にはなりましたが、あと1歩で決勝戦進出という惜しい試合でした。おめでとうございます。
さてこの大会の勝ち上がり表は次のようになっていました。

この大会の私個人のトピックスは二つです。
一つは準々決勝で2試合棄権試合が出ていることです。何があったのでしょうか?群馬県と宮崎県のチームですから地域的に共通点もないし(災害が発生して急遽 帰ることになったとか)、どうしたのかな?と思ってしまいます。大会途中で、それも準々決勝を棄権するチームが2チーム出るなんて、そうあるものではないですよね。
もう一つは元JAPANの村里投手が今年もその卓越した力を発揮して、この年代のバッターをきりきり舞いさせるかどうかということでした。ところが何か調子が悪かったのか2回戦も準々決勝も失点していますし、何と準決勝で敗退してしまいました。今年は全日本壮年を愛知県勢が勝っていますので、40歳代は愛知県が完全制覇か?と思っていましたが、なかなか上手く行かないものです。
この村里投手擁する愛知親睦クラブを破ったOMIYA CLUB(40’)さんは、その前の試合でこちらも元JAPANの宮平投手(上門工業)から4点を奪って勝ち上がってきています。この日本を代表する二人のピッチャーを打ち崩して勝ち上がってきたので、優勝するのかな?と思ったら次の試合で負けてしまっています。OMIYA CLUBさんは組み合わせを見た時に、「おいおい!」って思ったんでしょうね(笑)厳しい組み合わせだったのにもかかわらず、その強敵を下して勝ち上がっても準決勝で負けてしまう。勝負とは難しいものですね。
この大会の詳しい様子が、日本ソフトボール協会のホームページに載っています。男子の生涯部門としては珍しく1回戦からのスコア、決勝戦の動画など情報満載なので見てみてください。
https://www.softball.or.jp/life/masters/tournament2019/tournament_m.html