全国シニアソフトボール高知家大会が令和元年5月11日(土)から13日(月)までの3日間、高知市春野運動公園で開催されました。
シニアソフトボール連盟
全国シニアソフトボール高知家大会の主催者は「全国シニアソフトボール連盟」です。ネットで検索してみると「日本シニアソフトボール連盟」というのもあるみたいで、日本ソフトボール協会とは違った組織でそれぞれシニアになった方がソフトボールを楽しまれているみたいです。
土佐土建シニアは日本ソフトボール協会主催の大会に参加をしてきましたが、一昨年北海道で開催された「全日本シニア大会」を途中で棄権したペナルティーで、昨年は高知ソフトボール協会が出場停止処分を受けてしまい、この日本ソホトボール連盟主催の「呉大会」に参加しました。一昨年の不始末で多大なるご迷惑をお掛けした高知ソフトボール協会所属の他のシニアチームの皆さんには、遅くなりましたが心からお詫び申し上げます。すみませんでした。
さて、行先のなくなった土佐土建が出場した日本シニアソフトボール連盟主催の呉大会でしたが、なんとか優勝することが出来ました。しかしその場に「あなたたちが来る場所じゃない!」という空気を感じたのも事実でした。ちょっと場違いかな?という感じだったんですね。なので「もう来年は出ない」ということになって大会を終えました。大会中は「今度シニアの大会をやるので来て下さい。」とお誘いも受けていたのですが、その後何の音沙汰もなかったことも、このことを証明していると思っていました。
今年に入っても出ない方針だったのですが、今年の開催地が地元高知であり、昨年の優勝チームが出ないのはまずいと言ってくる人がいました。そう言われてしまうとオーナーも断る訳にもいかなくなってしまい、2年連続の出場となりました。
勝負には勝ちたい
どんな大会であれ、どんな相手であれ試合・勝負となれば負けるのはイヤです。勝ち負けを決めるのであれば勝って終わりたいと思っています。土佐土建全員がこんな負けず嫌いばかりではありませんが、同じ感覚の人が多いのは事実だと思います。出ないと言っていた大会ではありましたが、出るとなっていざ試合となれば勝つために試合をすることになります。
試合は3日間で5試合の予定でした。土佐土建が危なげなく勝ち上がるためには「ピッチャー弘瀬」で行くことが絶対条件になります。ただ鉄人弘瀬拓生先生も一人で5試合はきついんですね。少しレベルの違う相手だったり、点差が開いた試合は別のピッチャーが投げて楽をさせてあげないといけないんです。しかしその交替対象の私が前週の練習でダメダメで、オーナーの信頼が全くない。さらに前週痛めた腰が良くなっていない(投げてみて分かりました。)ので、私自身が投げるのを避けたということもありました。さらに組み合わせも結構きつくて、初戦から良いピッチャーのいるチームとの対戦でしたし、決勝戦以外はなかなか厳しい戦いになりましたので、ピッチャー弘瀬におんぶにだっこ状態になってしまいました(笑)
弘瀬拓生先生5連投(5完投)
結果はと言うと全国シニアソフトボール高知家大会は土佐土建が優勝して、2年連続2回目の優勝となりました。そして5試合全部弘瀬投手が完投するという、弘瀬拓生先生大活躍の大会でした。
投球内容はと言うと、ここぞと言う時のボールのキレとコントロールが抜群で、こんなピッチングをされてしまうとシニアではなかなか打ち崩すことは出来ないなという見事なピッチングでした。弘瀬先生曰く「キャッチャーの要求が厳しくて、楽させてくれん。」と笑っていましたが、その要求通り投げられることが凄いと思います。
準決勝に残った4チームが高知県のチームになってしまいましたので、これも負けられない理由の一つになりました。私は最終日11時から用事が入っていたので不参加の予定でしたが、前日食事をしている時に「お前用事は11時からやろう?1試合目は来い!」と言われて、急遽9時からの準決勝に参加することになってしまいました。戦力と思っていただけることはありがたいですが、なかなかのハードスケジュールになってしまいました(笑)
無理を言ったと思ったのか準決勝の前に「お前投げるか?」と聞かれましたが、腰の具合も良くないし、これで自分が投げて負けてしまったら何を言われるか分からないという恐怖心から「投げんで。(投げません。)」と登板を固辞してしまいました。また弘瀬先生に負担をかけてしまいました。申し訳ありません(笑)打つ方ではそこそこ貢献したと思っていますので、今回は許してください。
試合の翌日「疲れたぞ!」と弘瀬先生から電話がありました。その言葉の裏には「お前がちゃんとせんき、こんなしんどいことになる。(お前がきちんとしないので、俺がこんなにしんどい思いをする。)」という気持ちが現れていました。フォームも含め、球速を追求するのかコントロールを求めるのか、試合で使えるピッチングを考える時期に来ているようです。思うところはあるので、それは次週の練習の中でお伝えできたらと思っています。
試合の様子です。
試合の様子をお届けしますね。弘瀬投手のコントロールの良さに注目してご覧ください。