女子の結果は?
第37回全国高校選抜 女子ソフトボール大会は、平成31年3月16日(土)から3月19日(火)までの4日間、佐賀県佐賀市で開催されました。2018年度の大会ではありますが、2019年のこれからの戦いの幕開けとなる大会になります。この大会で優勝したのは兵庫大学附属須磨ノ浦高等学校で、なんと17年振り2回目の優勝だそうです。17年前と言えば今大会戦っている選手たちは生まれていないかもしれませんね。久し振りの優勝をみんなでお祝いしてください。おめでとうございます。
準優勝は北九州市立高等学校です。決勝戦では敗れてしまいましたが、全国で2番目の成績です。胸を張って北九州に帰って下さい。そしてインターハイ、国体で今度は日本一になれるように、しっかり練習をしてください。きっとあなたたちなら出来るはずです。まだ日本一になるチャンスは二回もあるんですから頑張ってくださいね。
第3位は金沢高等学校と創志学園高等学校になりました。両校とも準決勝は1点差の惜敗になりました。実力的にはこの2校が決勝戦に勝ち上がってもおかしくない実力だったと言えるでしょう。特に優勝した兵庫大学附属須磨ノ浦高等学校と準決勝を戦った創志学園高等学校は、延長10回タイブレーカーで惜しくも4-5で敗戦しています。このところの創志学園高等学校の充実ぶりには目を見張るものがありますが、この準決勝敗退という結果は「逃した魚は大きかった」ということじゃないでしょうか。3位の両校にもインターハイ、国体での日本一の可能性があると思います。新年度新入生を加えてさらなる飛躍を期待しています。
勝ち上がり表は下のようになりました。詳しい結果は日本ソフトボール協会のホームページ等でご確認ください。この大会はYou tubeで中継されていたりしましたので、結果がスコアだけでなく動画で確認できるのが良かったですね。
男子の結果は?
一方男子は女子に遅れること1日、平成31年3月17日(日)から3月20日(水)の4日間、東京都あきる野市で開催されました。見事優勝したのは長崎県立大村工業高等学校で、2年振り7回目の優勝になりました。今年も長崎強しと言ったところでしょうか。おめでとうございます。
準優勝は惜しくも決勝戦で1-3で敗れてしまったものの、広島県立御調高等学校になりました。この学校も伝統校になりつつありますね。インターハイ、国体でのリベンジがあると思います。さらなる頑張りを期待しています。おめでとうございます。
第3位は飛龍高等学校と宮崎県立日向工業高等学校です。飛龍高等学校は準決勝、優勝した長崎県立大村工業高等学校と対戦して延長8回タイブレーカーの末、3-4で敗れての3位ですので、十分優勝する実力があったと言えると思います。もう1校の宮崎県立日向工業高等学校ですが、こちらもこれからの成長を期待できる立派な戦いでした。両校とも捲土重来を目指して頑張って下さい。
男子の勝ち上がり表はこうなりました。ベスト16に残った高校を見てみると、九州・沖縄勢の頑張りが目立っているように感じます。長崎に追いつけ追い越せなのか、長崎に負けるななのか、良い目標があると全体的にレベルが上るということなのでしょうか?これからの男子ソフトボール界を、背負って立つ選手たちの成長を見守りたいと思います。今大会思うような成績が残せなかった学校の皆さんも諦めることはありません。高校生というのは一番成長する時期です。たった半年で見ちがえるような実力を身に付けることも可能です。どうかしんどい練習にも打ち勝って、今後の大会で良い成績を納められるよう頑張って下さい。皆さん、お疲れ様でした。