いよいよソフトボールシーズンが近づいてきましたね。ソフトボールマガジンは3月号になりました。春らしい話題が載っているんでしょうか?
特集は女子日本代表
東京オリンピックも来年に迫り、先日ニュースでは野球・ソフトボールの会場が決定したと報じられていました。残念ながらこのニュースは3月号には掲載されていませんが、これからどんどん盛り上がっていくことでしょう。
3月号の特集も当然「女子日本代表」ということになりますよね。かなりのページを使って詳しく紹介されています。代表合宿も岡山・高知・熊本・沖縄と1か月も行われていました。高知でもやっていたんですが、残念ながら見る機会もなく、沖縄合宿に参加されていた西村信紀さん(環太平洋大学男子ソフトボール部監督)から、女子のピッチャーの状況を聞いたくらいです。
課題は以前から何度も言っているように、ポスト上野を育てられるかだと思います。今回上野投手は沖縄合宿のみの参加だったようですが、それでもしっかりみんなと同じメニューをこなしていたそうで、西村さんも感心していました。やはり上野投手のポテンシャルは頭三つくらい抜けているのかもしれませんね。
日本代表の強化指定選手カタログというものが載っていて、ピッチャーのところを見て驚きました。岡村投手、藤田投手が165cm以外は全員170cmを超えているではありませんか。立派な体格をお持ちの選手ばかりになりました。ただ日本リーグを見ていても110km近くを投げているのは上野投手くらいではないでしょうか?アボット投手もそうですけど、やはり球速110kmくらいのスピードがあれば、そんなに簡単にとらえられることはないような気がします。日本の二本柱(宇津木監督談)である藤田投手でも試合ではMAX105kmくらいでしたので、これくらいではなかなか外国相手の試合では厳しいような感じがしますね。身体作りからやっているということなので、球速110kmを目指して頑張ってもらいましょう!
全国高校選抜大会
女子が3月16日(佐賀県佐賀市)、男子が3月17日(東京都あきる野市)から開催される全国高校選抜大会の出場校が紹介されていました。女子は48校、男子は47校の参加になっているようです。来月号には各校のメンバーが紹介されることになるはずですので、楽しみに待ちたいと思います。高校生たちの元気なソフトボールを期待しましょう。
第1回ミズノカップ
「ユース世代の選手たちに革ボールでプレーさせたい」という指導者たちの思いで「第1回ミズノカップU-18ソフトボール大会2018」が12月15日(土)16日(日)の2日間、埼玉県戸田市で開催されたようです。
日本では大学生になるまではゴムボールを使ってソフトボールを行います。世界にはゴムボールは存在しません。小学生であろうがボールは革ボールです。値段も革ボールより安くて耐久性もあるので、ゴムボールの存在価値は十分にあります。U-19、U-16、U-14などのカテゴリーの国際大会も当然革ボールで実施されていますので、普段ゴムボールを使っている日本の選手は不利になるんですね。こんな不利を解消するべく開催されたのが、今回のミズノカップだったようです。良い試みだと思いますので、続けて行ってもらいたいですね。
今回の大会に使用された革ボールは、一般に使用されている革ボールとは少し違っているようです。普段ゴムボールを使っている高校生(今回は高校生が参加していました。)は革ボール対応のバットを持っていません。この大会のためだけに革ボール対応のバットを購入するのはもったいないので、ミズノが「ゴムボール対応のバットが使用できる革ボール」を開発したそうです。なかなかやるなと思いましたが、それよりミズノが革ボール対応のバットを各チームに提供した方が、感覚も同じだし余計な開発費もかかならかったのではないかと思ってしまいました。さらにこれから大学、一般に進んで革ボールを使用する選手に、ミズノ製のバットの良さを売り込む絶好の機会じゃないの?って思うのは私だけでしょうか?世界のミズノさんはそんなせこいことを考えないと言う事かな(笑)
特集よりも後ろの方に載っていた記事に目が止まった3月号でした。