2018年もあと1日になりました。年末の出来事を振り返りながら、2019年を展望してみたいと思います。
年末に大物と遭遇
まず12月28日(金)に日本体育大学➡山梨クラブでエースとして大活躍、さらにジュニアやシニアの全日本でも常にエース格としてその存在感を示していた北さんが高知に来られました。Facebookでは「自分探しの旅に出る。」と宣言されていましたが、今回の高知旅行は奥様の希望を北さんが叶えたということだったようです。まあ高知県とはいろいろと縁はありましたので、訪れた土地や再会した昔の仲間たちとの触れ合いの中で、たくさんのことに気づきがあったようです。お酒を飲みながらではありましたが、弘瀬拓生先輩にソフトボールのことをしっかり聞いておられましたし、来年山梨の教え子たちに伝えてくれることでしょう。出来る事ならばもう少し体を絞って、北さんの投げるところも見せてあげて欲しいと思いますね。現在の体重100キロオーバーだそうです(笑)
そして12月30日(日)日本の大エース西村信紀さんが帰省されました。昨年の年末居酒屋さんを探して1時間くらい高知の街をさ迷い歩いた苦い経験から、今年は早々に予約をしてましたので無事食事とお酒にあり付くことができました。今回の大きな用事は年明け恒例の直接指導の日程を決めることでした。今のところ1月12日(土)に岡山にお邪魔してマンツーマン指導を受ける予定になっています。「日帰りですか?」と聞くので「別に泊ってもええけど、お前んちでか?」と言うと「それはホテルで!」と断られました(笑)どこか連れて行ってくれそうな言い方でしたので、検討してみたいと思います。まあ岡山まで片道2時間程度なので普通は日帰りするんですけど、今回は翌日が日曜日で練習もないので泊まってみてもいいかなと思っています。
この二人と話していると昔話になって、その中で「佐竹さんに会いたいです。」(佐竹さんは闘犬センターの三塁手で、全日本でも4番を務めていました。)と二人ともが言うので、電話をしてみたら出てきてくれることになりました。私自身も佐竹さんと会うのが久し振りでしたし、一緒にお酒を飲むのはずいぶんなかったんですね。二人のおかげで私も楽しませてもらいました。
42.195キロへの挑戦
今年の年始に「60歳で一生に一回だけフルマラソンを走る。」と宣言してランニングの距離を延ばしていました。
ところが10キロ、12キロくらいまでは順調に距離を延ばせたのですが、ソフトボールの練習が休みの時(雨、台風など)の日曜日しか長い距離に挑戦することはできないので、気温や湿度は関係なく走れる時に少し長い距離を走ろうとしました。これまでに2回20キロ走に挑戦したのですが、二回とも雨上りの湿度が高い、さらに気温も28度くらいの日でした。一番きつかったのは自分の弱い心でした。普段なら10キロはどんなに暑くても走れるのに20キロを目指して走り始めると、7キロくらいから呼吸が辛くなるにつれて「止まりたい、歩きたい。」という気持ちがどんどん湧いて来るんです。それでもなんとか走り続けていたんですけど、信号が無情にも赤になって仕方なく止まると、もう心はボロボロになります。信号が青に変わって走りは始めるんですが、一旦止めてしまった足を止めることに心が戦わなくなります。しんどくなったらすぐに止まってしまう、歩いてしまうになりました。長い距離が走れないことより、こんなに簡単に諦めてしうまう自分の心の老化にガッカリしました。
普段は仕事が終ってから夜走っていますので、だいたい10キロが目安になります。夏場の猛暑の時はつらくて5キロで止めておこうとしたこともありましたが、秋、冬と季節が変わり気温も下がってくると、結構楽に走れるようになって15キロも走れるようになってきました。さらに日曜日の練習がなくなりましたので、昼間15キロを2回走って12月30日(日)12時30分いよいよ20キロへのチャレンジを開始しました。まあ15キロは行ける。残り5キロがどうなるかでした。結果はこのようになりました。
未知の距離なのでゆっくり行こうと思って走り出しましたが、意外に足が進んでしまい最初の2キロを1キロ5分くらいのハイペースで入っていました。これはマズイと思って1キロ6分くらいに落として走ります。想定通り15キロまでは普通に走ることができました。さてここからです。ここまで来たら完走は間違いないと確信していましたが、18キロくらいからどんどん足が動かなくなりました。最後2つほど登り下りがあるんですが、いくら頑張っても足が鉛のように感じられました。いったいどれくらいのペースダウンをしてるんだろうと思っていましたが、意外にも1キロ6分30秒くらいしかかかっていませんでした。ということでなんとか無事帰ってきましたが、フルマラソンを考えると残りはまだ20.195キロもあるんですね。気が遠くなる距離です。
2019年の展望
2019年ソフトボールはシニア参戦の年になります。土佐土建の出場停止も解けますので、まずシニアでの日本一獲得を最大の目標にしたいと思います。ピッチャーとしては年末に弘瀬拓生先生から「テイクバック投法への悪魔の囁き」をいただきましたので、その辺も含めてまず年明けに西村信紀さんと今後について検討をしてみるつもりです。出来れば二人の良いとこ取りをして「山崎浩誌最適モデル」を構築出来ればと思っていますが、どうなりますか楽しみです。
フルマラソンへの挑戦はこのままのペースで続けて行こうと思っています。まだ半分しか走れないことへの不安はありますが、一つ気がついたことがありました。どれだけ練習しても42.195キロはそんなに簡単に走れる距離じゃない。たぶん相当苦しんでたどり着くからこそ、ゴールした時に何らかの達成感や充実感を得られるだろうと思います。「もう二度とフルマラソンなんか走るか!」と思うかもしれません(笑)それでいいような気がしました。不安感を消すために無理やり距離を延ばすこともなく、こつこつ距離を延ばして行って苦しみや痛みの先にたどり着くゴールの後にどんなことを思うかを楽しみに1年間走ってみたいと思います。
今年1年ブログにお付き合いいただきありがとうございました。来年もよろしくお願いします。それでは良いお年をお迎えください。