【ソフトボール】世界一の練習をして世界一になる。
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リオデジャネイロオリンピックが終わりました。喜んだり、びっくりしたり、がっかりしたり、そして選手のコメントに涙したりと忙しくて眠いオリンピックでした。三宅親子のインタビューと、愛ちゃんのインタビューには泣かされました(笑)
世界一の練習
いろいろ素晴らしいコメントがありました。シンクロの井村監督の言葉なんかにも感激しましたね。「指導に愛なんてない。あったのはこの選手たちにメダルを取らせるために何をやらせたらいいのかだけ。」ここまで割り切れる強さは女性ならではのものなのかって思いました。
その中でも一番心に響いいたのが、レスリング銀メダリストになった大田選手の
「世界一の練習をして、世界一になる。」
というコメントでした。
今は世界で二番目の練習しか出来ていなかったので、優勝できなかったと言っているんだと聞こえました。なんと潔い、清々しいコメントだなあと思いながら、この若さでこのコメントが言えることに敬服するばかりでした。
東京オリンピック金メダルへの道
さて、もう東京オリンピックへの道が始まっています。世界一の練習をして、是非「金メダル」を獲得してもらいたいとい思います。競技復帰が決まった女子ソフトボールは女子の団体競技では、メダルが確実視されますし、さらに金メダルの期待も高く、これから多くの強化予算もつき、メディアからの注目度も高まること間違いありませんね。
その中でどうやって世界一の練習をしていくのかが大切になってくると思います。世界一の練習ってどんな練習でしょうか?量でしょうか、それとも質でしょうか。答えはないと思います。強力なライバルであるアメリカと比べても仕方ありませんよね。
アメリカはアメリカで「世界一」になるための選手選考と練習をやってくるだけですし、日本は日本として「世界一」になるための選手選考と練習をやるだけです。それが結果としてどの色のメダルになったかによって、それが「世界一」の練習であったかを証明するだけなんだと思います。
ですからこれから4年間は、後で後悔することのないように日本ソフトボール協会を中心にして、みんなでしっかり応援していきたいものです。
誰かが足をひっぱっただ、誰のやり方がまずいだなどの、くだらない権力争いの声が聞こえることがないように、今回のリオデジャネイロオリンピックの日本の活躍の理由にあげられている「オールジャパン」として戦うという気持ちで、ソフトボール界がまとまることを希望します。
そこには女子も男子もないじゃないですか。日本のトップレベルの男子選手のボールを打ちましょう。そうすれば女子のボールは速く感じなくなりますよね。
男子も積極的に協力しようじゃありませんか。そして女子の金メダルの裏には男子の協力があったってメディアに紹介してもらいましょう。そうすれば男子のソフトボールが世の中に知られるきっかけになるじゃないですか。
「男子のソフトボールってあるんですか?」
いつまでもこんなことを聞かれているのはどうなんでしょうね。私は今から40年前に言われましたよ(笑)
東京オリンピックでの日本女子ソフトボールチームの活躍を祈念して、こんなことを考えてみました。