2018.10.13日本女子ソフトボールリーグ1部岡山大会に行ってきました。
この記事の目次
お知らせしていたように13日(土)日本女子ソフトボールリーグ1部岡山大会に行ってきました。
高知を出て会場の倉敷マスカットスタジアムまで順調にたどり着き、豊田自動織機のバスを探しましたが見あたらず、仕方なくスタジアムに向いました。正面玄関からはスタジアム内の様子が見えないので、どうしようかな?と思っていましたが、日本ソフトボール協会の日本リーグ担当に高知県出身の仁井田君がいたことを思い出しました。
会場が3か所に分かれていますので倉敷に来ているかどうか分かりませんでした、がとりあえず電話をかけてみました。
「今日はどこの会場?」
「倉敷です。」
「出てこいや。球場の前におる。」
良かった。これで百人力です。いざとなったら日本ソフトボール協会の力を使ってでも山崎泰稔君を呼び出すことが可能になりました(笑)
仁井田くんとも約2年ぶりくらいの再会になりましたので、話しをしているとそこに山崎泰稔君から電話が入りました。
「どこにいらっしゃいますか?」
「球場の正面。」
「すぐ行きます。」
無事山崎泰稔君とも再開して、お土産の「山北みかん」を渡してご機嫌を伺いました(笑)
彼はお土産を受け取ると、練習中でもあったのですぐに球場の外野に帰って行きました。仁井田君も仕事なので暇人の私に長く付き合ってはくれません。
さてこれからどうしようと思っていたところ、仁井田君から梅下君(現須崎工業高校監督)が競技役員で来ているという情報が入りましたので、これ幸いと彼のところまで行くことにしました。
https://ipansyadan-nsab.com/archives/6335
彼とは3月に選抜大会で宮平君が来高したときに一緒にご飯を食べて以来になります。スタンド下で結構な時間おしゃべりをしてくれました。一人では心細かったので助かりました。ありがとうございます。みんな優しい後輩ばかりです(笑)
豊田自動織機対太陽誘電
この試合に勝った方が決勝トーナメント進出に大きく近づく、重要な試合になりました。
豊田自動織機はリケッツ投手、太陽誘電は藤田投手が先発して、白熱した投手戦になりました。
6回を終って0-0、このままタイブレークになるかなと思っていたら、7回表に豊田自動織機にツーランホームランが出て2-0で豊田自動織機の勝利となりました。
これで今日の他球場の結果から見ても、豊田自動織機の決勝トーナメント進出は確実かなと思います。
試合内容はというと、このレベルになると守備(特に内野手)は男子に勝るとも劣らないグラブさばきを持っていますし、柔らかさという意味では女子の方が1枚上かなとさえ思えてしまいます。
昔に比べると速くなったとは言え、男子に比べるとやはり走力は劣りますので、飛びついたりしたファインプレーでも一塁が際どくアウトになりますので、そこは見ていて思い白いですね。
ただ試合がほとんど野球場などの整備されたグランドで開催されていること、時には人工芝のイレギュラーなしのグランドでやっている弊害でしょうか、内野手がゴロの打球を前に出ず待って処理をしようとして、ボールが少しイレギュラーバウンドしてエラーになってしまった場面がありました。
両チームとも決勝トーナメント進出を狙うだけの力はあるので、守備力は互角かなという感じでした。打力はスイングの力強さという点で豊田自動織機が少し上かなって感じでしょうか。
今日の試合の内容はその打力の差というよりは、リケッツ投手が110キロ前後のボールを投げているのに対して、藤田投手は105キロ前後のボールを投げているという単純な差だったと思います。
110キロのボールよりは105キロのボールの方が遅いので、見やすいし打ちやすい。ただそれだけのことのように感じます。
どちらのチームも打てないので何か手を打つとか、点が入らないので工夫するとかもなく、ただ打って行くだけ。その結果が最終回に1本ホームランが出たので豊田自動織機が勝ったということ。
これはあくまでも私個人の感想になりますが、見ていてつまらない試合でした(笑)内野手がセンター前に抜けたと思った打球を飛びついてアウトにしたプレー以外、
「オッ!」
という声が出そうなプレーはありませんでしたし、これはホームランでも出ないと点は入らないなと思える試合でした。
飛ぶボールと飛ぶバットの、新しいソフトボールなんでしょうね。私のような古い人間にはつまらない試合としか表現する言葉を持ち合わせていません。
プレートの踏み方
リケッツ投手のプレートの踏み方が面白ろかったので、動画で撮影してみました。
試合前ベンチの後ろのブルペンで投げているのを見ていたら、これはイリガリーじゃないというような足の使い方をしていました。横にいた梅下先生に
「おい、あれはイリガリーやろ?」
「そうですね。」
「試合になったら変えるがやろうか?」
と話していましたので、試合が始まったところで注目して見てみました。
セットした軸足をいったん後ろにすずらして、1歩踏み出すようにセットした位置に戻して投げ始めます。
ルール的にはプレートの上をずらしている(浮いていない)ので、イリガリーではないと判断されているようです。この投げ方(足の使い方)だと、歩き投げのような投げ方が出来ますので、勢いをつけるという意味では投げやすくなるのではないかとい思います。
1回やってみる価値はあるかなと思いました。
昔はそれこそ外人のやることに日本人の審判は何も言わない(言えない、言っても通じないし、やつらは分からないふりをしたり英語でまくしたてたりしてました(笑))って感じでしたけど、今はそうでもないようですので、日本人の私がやってみてもいいかなと思いますね(笑)
ただいつも思うのは、練習と試合の投げ方を変える意味はどこにあるの?ってことです。試合のために練習しているのだから、常に試合と同じ状況で練習して試合で使える技術の反復練習をしないと練習の意味はないと思うんですけど、しどなたかその理由が分かる方がいらっしゃいましたら教えていただけないでしょうか?
こんなことを感じた今年最初で最後の女子ソフトボールリーグ1部岡山大会でした。