(ソフトボール投げ方)ジャンピング投法への挑戦2018年8月
さてさて70歳にして西村信紀に勝つと宣言して始めたジャンピング投法への挑戦ですが、一進一退を続けております。ここ最近はフォームやボールに目立った変化もなく、停滞期に入ってしまったかのような雰囲気がありますが、自分の中では新たな発見があってみたりと面白い時期になっているんです。
ただそれが自分の投げ方で表現出来ないもどかしさの中で、もがいている最中なんですね。これまで何十年とやって来たこととは180度違うことをやらなくてはいけないので、頭では理解出来ても体が強烈に拒否するということを繰り返しているんだと思います。
だから変らない!(笑)
目標とする西村さんが、肋骨骨折(もう完治しないことが確定!)ということが判明して、私が勝つ確率が数%上がったというのに、私が成長するために変化しないといけません。
ということで、2018年8月19日の練習の様子をご覧ください。
試合形式での登板
この日はまず弘瀬先生と有吉投手が投げて試合形式の練習が始まりました。その後2イニングだけ私と和田投手が登板しました。
その様子がこちらになります。
この日のテーマは、
「ボールの握りをずらして、ボールを動かす。」
でした。
1イニング目は上手くボールがバットに当たる手前でボールが沈んでくれたので、3人ともショートゴロで打ち取ることが出来ました。
2イニング目は欲が出て、
「もっと動かしてやろう。」
と握りや捻り方を工夫してみました。
動画をみてもらっても分かるかと思いますが、真っ直ぐ落ちるのではなくて左右にぶれながら落ちて行くので、いい感じの空振りが取れています。
しかしこれが落とし穴にもなります。空振りが取れるような良いボールで追い込むと、
「もっといいボールで三振を取ってやろう!」
と力んでしまいます。力だけ入って腕は振れない、手首は固くなる。つまりボールは走らないし、力もないし、さらには変化もしない(少ない)ので、簡単に打たれてしまうというヘボピッチャーの投球になってしまっています。
最後は弘瀬先生を抑えて何とか終了していますが、1イニング目と2イニング目では別人のようなピッチングになってしまいました。
弘瀬先生は私のいろんなところを見ている(良い時も悪い時も)ので、次はこう投げて来るんじゃないかとか、この回転だとこういう変化をするんじゃないかとか勝手に考えてくれるんですね。
それがちゃんと回転しないもんだから、思ったような軌道を描かなくて打ち損じてくれることが多いです。私にとっては何も考えなくてバッターボックスに立っているようなバッターより、弘瀬先生の方が楽ですね(笑)
練習終了後のピッチング
私のような者が投げ込み出来るのは、みんなの練習が終わった後になります。残ってもらうキャッチャーには悪いんですが、誰にも邪魔されずに投げ込める時間はこの時間なので、
「30球くらい受けてや!」
とウソを言って、100球以上付き合わせていますね(笑)いつもありがとうございます。
この日は斉藤先輩のお手をお借りしました。ちょっと緊張するんですけどね(笑)
斉藤先輩は無言で外角低めにしか構えてくれません。
「ここに投げろ!」
です(笑)
そうなるとボールを動かすどころではなくて、構えたところに投げることが目的になります。
ちょっとご覧ください。
後ろから弘瀬先生のアドバイスもあり、幸せな環境での投げ込みなんですけど、暑い中での練習後ということもあって途中でへばっています(笑)
動画では聞こえていないですが、「ナイスボール」と声がかかっているボールや、外角にコントロール良く投げられたボールに、自分で満足度を
「50%」
「55%」
とか
「35%」
と言いいながら投げています。
あまり力みもなく、コントロールされたボールは行ってはいますが、指先の感覚で行くとまだまだ半分くらいの力感なんですね。
それでこれくらいなんですから、100%に近いボールが投げられたら西村信紀投手に負けないボールが投げられても不思議ではないですよね?
投げられるかどうかは別にして、私の感じている感覚で行けば、理想通りの投げ方で理想通りのボールが投げられれば、西村信紀投手に勝てるんです。私にはその感覚はあるんです。けど出来ないんです(笑)
理想の投げ方とは?
今の理想は、スタートはオーストラリアのフォーカード投手のような始動をして、飛んでも腕は動いてない。足が着地したと同時に手が動き始め、出来るだけ身体に近いところを通ってブラッシングして腕を柔らかく使う。肘から先を内旋させながら手首を最後に内旋+屈曲させてボールを押し込む。
文字にするとこんな感じでしょうか。
また改めて一つ一つを動画か写真で解説しながら、私がどんな投げ方をしたいと思っているかをご説明します。
出来ないんですけど、これが出来たら西村信紀に勝てるという体の動きはこれだ!というものをお見せしますね(笑)
ご期待ください。