高知県はたくさんの雨が降りましたが、幸い私の周りでは大きな被害もありませんでした。大きな被害のあった地域の皆さんにお見舞いを申し上げます。いきなりの猛暑の中で復旧作業や行方不明者の捜索に当たられている方々、どうかお身体ご自愛くださいませ。
1か月ぶりのピッチング
6月24日は全日本実年の県予選(負けてしまいました。)7月1日、7月8日は雨で練習中止になりましたので、練習そのものが1カ月ぶりになりました。
6月24日に少しキャッチボール程度は投げましたが、本格手なピッチングは久しぶりになりました。投げ込んで身に付けていく(フォームを固める、コントロールの精度を上げる)という手順で行くと、週に1回投げていてはどうしようもないという感じなのに、丸々1か月投げていないなって論外なんですね。
こんなことではいつまでたっても同じことの繰り返しで終ってしまいます。
土佐土建の練習は、毎週日曜日の午後0時30分から始まります。これは春夏秋冬の季節に関係なく、いつもこの時間です。
ただこの数年問題になっているのは、異常なほど高い気温です。
私達の学生の頃は
「暑いね!」
と言っても30度を少し超えるくらいでした。それも真夏に数回といった頻度だったように思います。ただこの時代は
「バテるから、水は飲むな!」
が常識の時代です。隠れて飲んでいましたが、今のように堂々と水分補給が出来ない時代でした。
昨日の高知県の気温は34度と報じられていましたが、グランドレベルでは40度を超えていたのではないでしょうか。練習終了時の車の外気温表示が40度でしたので、練習開始時はもっと高かったかもしれません。
隣で中学生も練習していましたが、
「この気温は、年寄りが運動する気温じゃないよね!」
と思ってしまうような気温でした(笑)
練習開始(たびたび休憩)
いつものようにアップから始まりましたが、すでに汗だくです(笑)
ランニングの量も少なめにして、水分補給。
キャッチボール、トスが終って水分補給と休憩(笑)
いったん座るとなかなか動きません。なんとかノックになりましたが、こちらも短めで終了して、水分補給と長めの休憩。
フリーバッティングをするというので、バッティングピッチャーの準備をします。夏場のバッティングピッチャーは、早いテンポでどんどん投げていると酸欠状態になってきて、グラブを持っている左手が重く動かなくなってきます。
1か月ぶりに投げますし、異常な高温の中でしたので、苦しくなったら早目に変わってもらおうと思っていました。しかし投げてみると時々吹いてくる風が気持ち良かったりもして、あまり苦しくもなく投げられていました。
弘瀬先生の体調も良くないということで、完投しようかな?とも思っていましたが、途中で有吉投手が
「変わりましょうか?」
と声をかけてくれましたので、これ幸いとマウンドを降りました(笑)ちょっとしんどくなってきた頃でしたので、ナイスボイスでした。
いよいよピッチングです
普段であればこれから試合形式だったり、レギュラーバッティングになるんですが、あまりの暑さにみんな
「もうやめよう!」
という雰囲気で、誰も動こうとしません(笑)
オーナーもバテバテで、
「もうやめた!」
の一言で、この日の練習は終了になりました。
すると弘瀬先生が
「投げるかえ?撮っちゃお。」
と悪魔の言葉をかけてきました。
しばらく投げていないし投げておきたいのはやまやまです。しかし暑いんです(笑)バッティングピッチャーで体力も消耗しています。弘瀬先生の一言がなかったら、グランド整備して帰っていたと思います。
6月24日の試合の合間に投げた時に、
「自由足(私は左足)の足の裏をキャッチャーに見せるようにすると、状態が突っ込まない。」
「上体が起きると、背筋で腕を引き上げるような感じが出る。」
という感触があったので、早くそれをやってみたいと思っていました。
それを試みたのが、次の動画になります。
全くできていませんでした(笑)
途中からは、弘瀬先生が励ましてくれていますが、ボールは走らないし、暑いし、しんどいし、自分の身体が全くコントロール出来ていませんでした。
時々弘瀬先生が「ナイスボール」と褒めてくれていますが、そもそもこの日はボールが縦回転していません。
足のことに気をとられてしまって、腕の振りは二の次になってしまっています。こんなことで私のジャンピング投法は完成するのでしょうか?(笑)
不安と朗報
フルマラソンに人生で一度だけチャレンジすると宣言して、走る距離を延ばして来ました。ただ長い距離を走れるのは、雨で練習が中止になった日曜日の昼間だけですので、この2週間は20kmに連続で挑戦していました。
練習は雨で中止になっていましたが、走ろうとした時間にはお天気が回復していて、太陽が後ろからカンカン照ってくるし、雨上りで湿度は高いしと最悪の環境で走っていました。
8日は特に気温も高かったのもあって、折り返しで休憩して水分補給もしましたが、帰ってから脱水状態みたいになっていました。
こんなことで42.195km走れるようになるのかな?と不安が襲ってきています。
朗報は(本当は朗報などと言ってはいけないんですけど)、私が70歳で勝つと言っていた西村信紀さんから連絡があって、
「肋骨が骨折していました。」
と言うではありませんか。画像も送られてきていましたが、しっかり折れていました。
ちょうど西日本インカレ(大会は雨で中止になりました)で高知に帰ってきていましたので、
「痛みは?」
「ないです。(不思議)」
「飲める?」
「はい、もう飲んでますけど(笑)」
ということで、街で合流しました。
話しによるといつ骨折したかもわからないし、普通は呼吸しても痛いはずなのにそれもよく分からないということでした。
どうも彼は骨折したまま投げていたようで、それで120キロオーバーのボールを投げていたようです。やっぱりこいつはただ者ではないと再確認。
しかしこの骨折が分ったのは、骨折したところとは反対の左の肋骨に違和感が気になってレントゲン撮影をした結果だということ。
人間背骨を中心に、左右のバランスが整っていないとおかしくなるものです。岡山に帰ってからの検査で
「骨折が治ることはない。」
と診断されたようですので、痛みが出なければ西村さんはまた投げるようになります。それも普通の人が投げなれないような球速とキレのあるボールを。
それがいずれ体のバランスを崩し、投げられなくなった時、その時が私の目的が達成される時ですね(笑)
そんな本気か冗談か分からないようなことを二人で言い合っていましたが、
「丈夫、これ名馬なり」
で勝つしか、私のような者がスーパースターに勝つ方法はないとも思っています。ただ実力で西村信紀に勝つという目標は、死ぬまで持ち続けますけどね(笑)
みなさんも、この猛暑の中の練習や試合、くれぐれも体調に気をつけてくださいませ。