【ソフトボールのことならNSAB】動画再生回数が100万回を超えました!

You tubeで公開しています、一般社団法人日本ソフトボールアドバイザリーボード(NSAB)の動画チャンネルですが、先日再生回数が100万回を超えました(祝)
音声が聞こえずらかったり、時には風の音ばかりでせっかくの声がまったく聞こえないなど、素人丸出しの動画をアップしてきたこのチャンネルでしたが、皆さまがこつこつクリックして見ていただいたおかげで、なんといつの間にか100万回という大台を突破することが出来ました。
ありがとうございます。
どんな方が見ていただいているのでしょうか?
最近は便利な機能があって、どこからどんな方が、どのような方法で見ていただいているかまで分るようになっています。
元々は壮年(40歳以上)や、実年(50歳以上)の男性を考えていました。というか今のソフトボールは我々の時代のソフトボールとは違ってきていますし、まして女子のソフトボールはまったく分からないわけですから。おのずと自分の分かる、そして自分がやっている世代を中心にした世界になったということでした。
私のチャンネルを見ていただいている方のデータを見てみましょう。
想定通りの結果になっていますね。これを数字にすると、こうなります。
見ていただいた方の、少しでもお役に立てていることを願っています。
どの動画がよく見られているのでしょうか?
次は良く見られている動画はどれかということです。統計資料の中に「上位10本の動画」というものがあります。どうぞご覧ください。
やはり西村信紀さんの動画の再生回数が、ダントツに多いことが分かります。
「西村さんのようなボールが投げたい!」
「西村さんはどうやって投げているんだろう?」
ピッチャーをやっていれば誰もが、このような気持ちを持つんだろうと思います。
スピードボールでバッターを抑え込みたい。
鋭い変化球で、バッタバッタと三振を取りたい!
こう思わないピッチャーはいません。
しかし神様は、みんな平等にそんな能力を与えてはくれません。人それぞれに個性や特徴という違いを与えて、それぞれが生きる場所を考えろと言われます。
ですから人によってはコントロールの良いピッチャーを目指したり、球速はそれほどでもないけれど変化球のキレは抜群というピッチャーが出現したりしますよね。
全員同じでは面白くないです。それでいいのであればピッチャーは、ピッチングマシーンで試合をすればよくなります。
やはり人それぞれなんです。ですから動画10傑の中には西村さんだけでなく、沖縄の宮平さんや、ありがたいことに私の動画も含まれています。
また時間を作って、西村さんはもちろん、前回動画撮影に失敗している宮平さん、それからこれまでのソフトボール人生でつながっているすべてのネットワークを使って、全国のレジェンドたちの技術や言葉をお伝えできればと思っています。
どうぞ今後の展開にもご期待ください。
今後について
私の
「70歳で西村信紀に勝つ!」
というチャレンジは、まだ始まったばかりです。残り12年(笑)12年後に私が元気で、西村さんが
「山崎さん、もう投げられません。」
と言えば、その時点で私の勝ちです。まさしく他力本願ですね(笑)
こっちも体のあちこちにガタがきていますが、西村さんの方も筋肉が切れていたり、ワイヤーでつながっていたりとなかなかのものです。私が70歳、西村さんが63歳、どちらが元気なんでしょうね?
みんなが「無理!」って言う中で「やってみな分からん。」と意地を張ってやり続けております(笑)
やっとジャンピングと腕の使い方の理屈が分かってきました。これまで40年やってきた腕を大きく回すでは、この投法に最適の腕の使い方は出来ません。私は今から40年前に日本体育大学の故下奥先生からソフトボールの授業でウインドミルの投げ方を習った、ハンドボールの先生から次のように投げるんだと教えられてウインドミルを始めました。
①手の平を外に向けて肘を伸ばす。
②そのまま肘を曲げないように大きな円を描いて腕を回す。
③リリース後は指先をキャッチャーミットの方向に向ける。
これで40年間ずっとやってきた訳です。途中少々の改良はありましたが、基本はずっとこれでしたし、これは意識なくてもやってしまう投げ方になってしまっていたんですね。ここにはブラッシングなんて考え方も言葉もありませんでした。
そして高校時代の私の腕は、ほとんど体側に触れることなくスピードボールを投げていました。以前ニュージーランドのピッチャーが
「腕を体側に当てると、腕のスピードが落ちるので当てない。」
と聞いたことがあります。過去にはこんなやり方もあったんです。
しかし、今やろうとしている腕の使い方は違っています。腕を回さず、上げて下すだけです。そして肘を使って、ブラッシングをしてボールを縦回転させる。これが一番シンプルで、西村さんが動画で言っている投げ方を再現する近道だと気がつきました。
このことについては、また改めて動画や写真を使って説明したいと思います。
けれどそれをやろうとしても、40年間体に染みついた亡霊のような「腕を大きく回す」という投げ方が邪魔をします(笑)
人間の脳は変化を嫌います。しかし少しずつであれば変化することを受けいれてくれます。3ヵ月続けるとそれが定着するようです。しかし少しずつです。
まあ今年始めたばかりですから、少しずつ自分の理想とする形を求めて行きたいと思っています。この新しい形が自分に合っているのかも分かりません。もしかすると、また元の投げ方に戻るという選択をする可能性もあります。それはやってみないと分からないからです。
どうしてもピッチャーの動画が多くなってしまいますが、バッターや守備の動画もアップしていきたいと思っていますので、今後ともNSABの動画チャンネルをよろしくお願いいたします。