ソフトボールマガジン7月号が手元に届きました。
指導者がいっぱい
7月号には、多くの指導者が紹介されています。
まずは今年から日本女子ソフトボールリーグ1部所属の、戸田中央総合病院の監督に就任された「田上美和さん」のページから始まっています。
「日本リーグ選手の技術紹介」
というカラー特集があって、その後に田上監督の
「指導者が説く技術論」
というページになっています。
続いて登場しているのが京都西山高校で、
「高校センバツ出場校の守備」
というタイトルにはなっていますが、この学校を指導されていあるのが豊田自動織機で何度も日本一を経験された「田中大鉄監督」で、田中監督の守備論と指導者論の特集と言ってもいいページですね。
田中監督は豊田自動織機から鈴鹿国際大学、京都西山高校とずっと女子を指導されています。日本のトッププレーヤーから高校生に指導の対象が変わって違ったご苦労もあるとは思いますが、女子の指導者の第一人者と言っても過言ではないでしょう。
そして高校センバツ出場校の「打撃」として紹介されているのが、岡山県の共生高校になります。こちらの監督は元平林金属に所属されていた「松本剛知監督」です。
ご自身が平林金属時代に経験されたことを参考にして、高校生のバッティングについての考え方などを紹介しています。
さらに7月号は指導者インタビューが続いています。
タイトルは
「日本一チームの作り方」
で、サブタイトルは
「高校センバツ男女監督に聞く指導論」
となっています。
男子優勝の長崎県大村工業の山口義男監督と、女子優勝の岡山県創志学園の長澤正子監督の指導論やチームつくりの考え方が紹介されています。
ここまでで35ページを使っての紹介ですので、全部が90ページのソフトボールマガジン7月号の半分近くを使っていることになりますね。
男女の違い
この特集を読んで感じたことは、指導者はしつこくないといけないということでしょうか。
そしてイメージとしては女子の方が基本に忠実で、よりしつこく正しい基本動作を繰り返すことで、しっかりとした技術を身につけさせるという訓練をしているように感じます。
それに比べると男子は「やらせて考えさせる」という感覚が強いように感じます。
特に高校生は大きく成長する時期でもありますし、年代によってもそれぞれ違った個性が集まってもきます。なかなか画一的な指導では毎年日本一を狙うようなチーム作りはできないと思いますので、指導者はたくさんの引き出しを持っていないといけないみたいですね。
7月号で紹介されていた指導者の方たちは、経験豊かなベテラン監督がいらっしゃっますし、若くて元気で選手の兄貴分のような監督さんもおられます。
それぞれが毎日の指導現場で選手たちから刺激をもらって、しつこく指導を続けておられるようです。
速水の流儀
連載中の高知パシフィックウェーブの高橋速水投手のコーナーは、第12回目を迎えて
「チェンジアップを投げてみよう」
というタイトルになっています。
飛ぶバット、飛ぶボールの時代には、持っていないといけない球種だと思います。是非参考にして、自分の球種に取り入れて欲しいと思います。
高橋速水投手の記事には書かれていませんが、私の経験から言わせてもらいたいことが一つだけあります。
「チェンジアップはピッチャー有利の場面が有効なボールである。」
ピッチャー心理からすると、タイミング合っているな、打たれそうだなと思ったときにタイミングを外して、打ち取ろうとして選択したいのがチェンジアップじゃないかなと思います。
ただこれまでの対戦成績であったり、相性であったり、その場面がピンチのときで打者有利の心理状況のときと、追い込んで圧倒的にピッチャー有利の心理状況のときでは、その緩急の効きかたに大きな差が出るような気がします。
ピッチャー有利であればあるほどバッターのタイミングはずれます。逆にバッター有利であればあるほどバッターのからだは止まります(笑)
チェンジアップはもっとも強気なボールだと、私は思っています。
オリジナルステッカープレゼント
7月号には付録がついていなかったので通常価格かと思っていたら、何と7月号も「特別定価」になっていました(笑)
「え、何で?」
と思ったて探してみたら、表紙に
「好評特別付録本誌オリジナルステッカー」
と書かれていて、巻末にオリジナルステッカーがついていました。
「好評!誰に?」(笑)
ですが、どうせこのまま巻末においておいてももったいないので、このブログを読んでいただいている方でこのオリジナルステッカーが欲しいという方がいらっしゃいましたら、送料もこちらが負担してプレゼントさせていただきます。
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