ソフトボールマガジン2022年8月号が届きました。そして付録ではなくて次のようなお知らせが同封されていました。
休刊については先般報道されていろんな方がSNS等で発信されていましたので、特に驚きはありませんでしたが、ついにこの時がやってきたかという感じです。
来月届く9月号で最後になるそうです。私が高校を卒業して一般でソフトボールをやり始めた時にソフトボールマガジンはありました。今のようにいつでもどこでも最新の情報が手に入る時代ではありませんでしたし、まして高知の田舎ではこのソフトボールマガジンが唯一無二の情報源だったと言えます。
三宅さん(現日本ソフトボール協会会長)やトッププレーヤーの連続写真を見て、投げ方を研究してみたりしていました。最初のころは全国大会に出場することすら出来ていませんでしたから、有名投手の投げ方は写真でしか見たことがなかったんです。
そう考えると今は日本だけでなく世界のトッププレーヤーのフォームが動画で見られて、必要であればスローモーションやストップモーションで確認することが出来ます。そりゃあレベルが上がるはずですよね。
そんな時代に紙に印刷した文字や写真を見てってしなくなってしまうのは仕方ないんでしょうけど、いささか寂しい気がします。でもこれも時代の流れなので・・・・・
オリンピック競技から除外、少子化、ソフトボールの専門雑誌ゼロ、この先ソフトボール界はどうなって行くんでしょうか?
「じいじは昔ソフトボールの選手やったがよ。」「日本一やったがで。」(おじいちゃん)
「ソフトボールって何?」「柔らかいボールってこと?」(孫)
こんな会話がソフトボール王国と言われた高知県でされる日が来るのは、そう遠くないのかもしれません。