コロナ対策、コロナ対応に追われる2020年になりました。
日本ソフトボール協会から今年の男子日本リーグの開催中止が発表されました。緊急事態宣言の解除という明るい話題で、このまま落ち着いてくれるのならと期待していましたが、7月に入って感染者数がどんどん増加してしまいました。そんな中での男子リーグの中止決定は仕方のないことだったのかもしれません。
リーグ参加チームにも影響が
高知新聞の記事では男子リーグ参加の18チームのうち7チームに何らかの形でコロナの影響があって、リーグに参加出来ないちと連絡があったようです。
地域差は大きいですが人口の多い地域の感染者数の増加が著しいですね。こんな中試合のために県をまたいで移動するリスク、そしてそれに参加していて感染者が出たときの責任問題とか考えると、どうしても「中止」という判断が優先されることになります。
開催が予定されていたのは高知市、栃木県大田原市、富山市、広島県尾道市、三重県熊野市、御浜町、岡山市です。「来てほしい。」「試合をやらせてあげたい。」と思う気持ちは良く分かりますが、やっぱり「コロナ怖いよね。」という声があるのも現状考えないといけない状況にあります。
日本ソフトボール協会では感染拡大予防のガイドラインを作っています。屋外スポーツであるソフトボールは三密にはなりにくいスポーツではありますが、その中でも感染リスクになりそうなものを想定して極力それを排除するように作られています。これいつまでやらないといけないんでしょうね?
インカレも中止
少し前になりますがインカレも中止になっています。公平な予選開催が開催できないのでというような記事が新聞に出ていたような気がします。
講義もオンラインでとなっている中、練習もままならなかったとは思います。これで小学生、中学生、高校生、大学生とすべての学生の大会が中止になりました。それぞれ最終学年の皆さんは残念だと思います。まさかこんな形で終わってしまうとは思ってなかったでしょうね。
進学や就職してもソフトボールを続けられるかは分かりませんが、ソフトボールは生涯スポーツとしていくつになっても楽しめるスポーツです。「勝ちたい。」「全国大会に行きたい、」「日本一になりたい。」という勝ち負けのソフトボールもあり、仲間と楽しく汗を流すというソフトボールもあります。これでソフトボールとはさよならではなくて、長くソフトボールを続けてもらえればと思います。
残るは女子リーグのみ
あと開催が予定されているのは女子の日本リーグ(1部・2部・3部)です。日本ソフトボール協会のホームページによると1部は9月5日から、2部と3部が9月12日から開催を予定されています。準備を考えるともうそろそろ開催をするのか中止・延期を決めないといけないですよね。
時期としては男子とそう違っていないので、男子のように簡単には中止を決定するわけにはいかない事情があるんじゃないでしょうか?オリンピックの関係、スポンサーの関係など関わっている組織や人の多さも、決定を難しくさせているのかもしれません。
1部に登録されている外国人選手は来日出来ているのでしょうか?開催されたとしても普段のシーズンよりはコンディション作りの難しいシーズンになりますね。最後の砦として頑張って欲しい気もしますが、全国を移動して試合をするのは厳しいんじゃんないでしょうか?MLBのようにどこか1カ所に集めて開催するとかはないんでしょうかね?