まさかこれほどの影響が出るとは・・・・・
3月中の日本ソフトボール協会主催の全国大会は全て中止となってしまいました。学校も休み、部活動も禁止となってしまうと、なかなか全国大会と言えども開催を決行する判断はしづらいですね。
今のところ高校野球以外の春の大会は全て中止となったようです。高校野球だけ何かの組織に加盟してないらしいですが、大きく違うのがその歴史と大会の大きさ、そして入場料を取るということ、テレビ中継があるという事ですね。
関係する人の多さ、中止にした時の影響の大きさが、無観客という判断を残す大きな要因ではないでしょうか?そうでなければ参加人数からしても、感染防止という観点からすれば「中止」以外の選択はないでしょう。「選手ファースト」という言葉を使い「選手に甲子園で野球をさせてあげたい。」という気持ちを大切にした。よく分かります。けれどこれはどの競技も同じです。メジャーであれマイナーであれ予選を勝ち抜いて手に入れた全国大会の出場権です。その価値には競技による違いはありません。
今後甲子園出場校の選手に新型コロナウィルス感染が出ないことを、高野連の関係者は祈っていることでしょう。高野連に批判的な方などは「お金」のことを持ち出して批判的なコメントをSNS上に書いているのも目にします。このようなことを言われることを承知で、今回の決定をした高野連の関係者も大変だと思います。大会開催まで少し時間がありますので、政府の取った感染拡大防止策がきいて、感染が落ち付くことを祈っています。
地方の大会にも影響が
実は土佐土建の今年最初の大会(西日本壮年予選)が3月1日(日)に開催されていました。世の中は自粛自粛でしたので、この大会も延期かな?と思っていましたが、元々無観客である壮年の県予選などは普通に開催されていました(笑)ただ試合後の握手は自粛でしたけどね。
私は昔から知り合いの県協会のお偉いさんに「この時期に大会なんかやって大丈夫ですか?やられんがじゃないが?」と声はかけてみましたが、答えは「大丈夫。」でした。
珍しく打線が爆発して勝ち残りましたので、準決勝、決勝が3月8日(日)に開催されることになっていました。しかし新型コロナウィルスの感染者が高知県でも発生し、状況はどんどん悪くなっていくようでした。
狭い閉鎖空間での濃厚接触が危険という新型コロナウィルス、屋外の広いグランドでのソフトボールはそれほどリスクは高くないと考えられますよね。しかしそこでプレーしている選手は仕事もしていますし、家庭も持っています。仕事場からは不要不急の外出は控えるようにという指示が出ていたりします。となると日曜日にソフトボールしていた、さらに感染したとなると困るという状況になってきました。
ということで3月8日の試合は3月29日に延期となりました。仕方ないですね。今協会も大会日程の調整など大変だと思います。29日も出来るかどうか?全員マスク着用でプレーなんてこともあるかもですね。花粉症の時期でもあるのでクシャミでもしようものなら、ものすごい視線で見られるつらさもあります。早く終息してくれないかな。