
今日は2019年5月5日(日)の練習の様子をご紹介しようと思います。ゴールデンウイークの後半、家族サービスのない人、家にいると邪魔もの扱いされる人、世の中の騒ぎなど関係なくソフトボールを愛する人などが集まって、この日の練習が始まりました。壮年、実年に比べてシニアの参加が多いのは、上記のような理由に加えて、5月11日(土)から全国シニアソフトボール高知家大会があるせいでもあります。やるからには負けたくないというのが当たり前ですし、それには練習がかかせないことも知っているからだと思います。
練習が始まりました。ランニング、キャッチボール、トス、ノックといつも通りのメニューが進んで行きます。
そしてここから翌週の大会に備えてシニアの連中の中心にレギュラーバッティングが始まりました。投げるのは弘瀬拓生先生と私の二人になりますが、まあこの二人の出来に大きな差のあること!私が監督なら「山崎は使えん!」とさじを投げてしまうような出来になってしまいました。
先週のピッチングは何だったのか?
まず登板したのが弘瀬拓生先生でした。この人の調整はさすがと言う他ありません。昨日もどこかで投げて来たようなことを言っていましたので、翌週に向けて順調に調整出来ている感じです。本人的にははなはだ不本意な出来だったようですが、バッターボックスに立った者からすると、スピードも球威も増していましたし、何せ格段にコントロールが良くなっていました。ちょっとその様子をご覧いただきましょう。
さて次は私の番です。先週「肩を下げて投げる」ということを意識して投げて、少し分かったような気がしていました。そして今週は試合用にチェンジアップを多く投げて、バッターに思い切り振らせないようなピッチングをしてみようと思っていました。そしてゆっくりアップしながら、カラダの動きや腕のスイングを確認してとやっていました。そしたらキャッチャーの後ろにピッチングを終えた弘瀬先生の姿がありました。手に持っているのは、私が購入したスピードガンです。購入者の私がまだ1度も使っていないのに、いきなりそれを使って私のボールを計測し始めたのです(笑)

心に余裕のない私は、そんなものを構えられたら必死で速いボールを投げようとしてしまうではありませんか。腕の力に頼ってしまう、いわゆる力んだフォームで投げてしまうことになりました。力んで投げて球速表示が良ければいいのですが、思ったような数字が全く出ません。そうなるとどんどん余計な力を入れる結果になりました。
左足の着地の時のつま先は時計の2時方向(これで左の壁を作る)。速いボールを投げる(球速表示上)ことを意識した結果、左足のつま先は時計の12時を向いてしまいました。つまり正面を向いてしまったので、左足で壁をつくれない形で投げるようになってしまっていました。これはすぐに気がついたのですが、その後先週やった右肩の使い方も出来なくなってバラバラになった私には、それらを修正する力はありませんでした。押せない、切れない、コントロールが悪いというどうしようもないピッチングをしてしまいました。そして最初無理してしまったんでしょうね。右の腰に痛みが出てしまいました。リリースに持って行く前にグッと腰に力をいれようとすると、ズキっと痛みが走ります。これでは良いボールなど投げられるはずがありませんね。その様子もご覧いただきますね。
コントロール良く投げていた弘瀬先生は、球数をもう少し投げたかったのと、修正と確認しておきたっかんだと思います。再度登板して投げ始めました。この人の飽くなき探求心と言うか拘り方には感服いたします。ここまでやるからこそこの結果になっているんだなあと思います。その弊害として右の胸鎖関節は脱臼してしまってるんですけどね(笑)その不完全なカラダでこのピッチングをするわけですから、どこも悪くなかったらどんなことになっていたか。そうしないのがソフトボールの神様の為せるわざなのかもしれません。最後のピッチングの様子もご覧ください。
この日やりたかったこと
土佐土建の練習はレギュラーバッティングを終えたところで終了しました。ここからがやっと自分の時間になります。この日練習に行く前には次のようなことをするつもりでした。まずバッター相手にどう投げたら、バッターのタイミングをずらすことが出来るのかを確認する。私の場合はチェンジアップの使い方が肝になると思います。バッターの裏をかく、裏の裏をかく、分かっていても投げてみる。こんな感じでしょうか。そのためにはキャッチャーのサインも重要になってきます。思った時に思ったサインが出るようにしたい。首を多く振ると、バッターも警戒してくるので、キャッチャーが出したサイン通りで投げたいんです。でも思っていないサインばかり出ると、どうしても首を多く振ることになってしまいます。まずこれは出来ませんでした。とにもかくにもサイン通りのボールが投げられていないので、それ以前の問題です。
そして練習後はスピードガンを持ち出して、ジャンピングでの最速は何キロなのか?テイクバック投法では何キロ出るのか?この両者に大きな差がないのであれば、コントロール良く投げられるのはどちらかを数字を見ながら確認するつもりでした。
ただ最も思惑と違ったのは、私のボールの球速表示があまりにも遅いということでした。この日の最速が95キロでした。1月の寒い岡山で97キロが出ていましたので、練習もそこそこやった。暖かくなってカラダも動きやすいので、100は超えてどこまで出るかと相当期待してたんですね(笑)それが100キロなんてとんでもない、ひどい時には80キロ代の球速表示しか出ないわけですから、そこから出てきた言葉は「このスピードガンはおかしい!返品や!!!」でした(笑)おかしいのは自分ではなくてスピードガンだと言い出したんです。困ったものです。ちなみに弘瀬先生のこの日の最速表示は97キロでした。弘瀬先生からは「まあ100は出るね。」という言葉がありましたので、試合になって気合が入ると100キロを超えてきそうです。レギュラーバッティングで疲れた二人の姿を見てやってください。
この日の反省
最後の最後は左足の着地の確認でした。このくらい締めておかないと、試合になるとカラダはどうしても正面を向こう向こうとしてしまいます。元々がそんななげ方だということもあります。そして無意識のうちにストライクを投げないといけないとカラダが動いてしまうことも、カラダが開く要因の一つだと思います。
弘瀬先生が上手にまとめてくれていますので、聞いてみてください。
さて明日から試合です。こんな感じですので投げさせてくれるか分かりませんが、出来ることを一生懸命やるつもりでおります。今日の開会式は出張で行けませんので、まだまだ気持ちは盛り上がっていません。早目に仕事が片付いたので、羽田空港でブログを書いてみました。