2021年11月28日(日)の動画をアップしていたら西村信紀さんからメッセージが入っていました。
準備が足りない!
「閉じる準備をして着地しましょう。」
「ひとつ前の動作を準備していきましょう。」
でした。
この準備がないまま投げに行っているので、リリースに力が入らないということでしょうか?
このアドバイス一つでいろんなことを考えることが出来ました。
この準備の時間を「間」と言うのではないか?
この準備の時間を「タメ」と言うのではないか?
と言うことは私のフォームには「間」や「タメ」がないので、なかなか速いボールが投げられないのではないか?
ただ飛ぶのではなくてこの準備の時間を作るために飛ぶのではないか?
であるならもっと高く、もっと遠くに(これが高くて遠いと時間が取れる)飛ぶ必要があるんじゃないか?
飛んでいる間は準備の時間なので、意識として投げに行かない感じがいいのでは?
今のセットから飛び出す方法では高く、遠くには飛べないので、今のピッチャーがやっているようなセットからの飛び出しに変えた方がいいのか?
フォームは14歳で固まる
投げたり打ったりするフォームは14歳で完成するという理論があるようです。持って生まれた身体的特徴(高い低い、重い軽い、手足の長短、関節や筋肉の柔軟性、運動センスなどなど)と環境、誰から教えてもらったとかで、14歳くらいにフォームが固まるとされているようです。
そこから先は多少改良は加えられるんでしょうけど、だいたい投げ方、打ち方が大きく変わることはないようにも思います。
私は14歳の時にはソフトボールをやってなくて高校1年生の秋、新人戦の2週間前に2年生のエースが手を怪我して、急遽ピッチャーをやることになり日体大のハンドボール部出身の先生にウインドミルを教わり投げ始めました。
基本的には今でもその投げ方なんだと思います。その頃(今から約45年前)は飛んで投げるピッチャーは存在してなくて、ウインドミルじゃないピッチャーも見られた時代でした。
ルール的な問題もあって飛ぶようになってからも軸足は地面から浮いてはいけない(実際は浮いているピッチャーもいました。プレートの前を掘ってごまかしてましたよ(笑))ので、股関節の硬い私などはどうしても軸足が浮いてしまうので、イリガリーが恐くて飛べずにいました。
今はルールが変わったので「飛んで投げていい」時代になりました。今ソフトボールを始めている小学生などの子どもたちは、ピッチャーは飛んで投げるのが当たり前、そして見るピッチャー全員が飛んで投げているので、それを真似して投げ始めた子供たちのフォームはとても上手に飛んで投げています。とても羨ましいです。
どこまで変われるか?
どこまで行っても私の投げ方は私の投げ方でしょう。でも無意識で投げるとそうなんでしょうが、意識することで少し変わってくる可能性は残っています。そしてそれを続けることで意識が無意識になれば、また次を意識して変えようとすることは出来そうな気がします。
若くはないので時間はかかります。時間をかけても変化は少しでしょう。でも西村信紀さんが言っているように
「入口が変われば出口が変わる。」
ので、良い入口から入れるようになれば出口も良くなるはずです。そしたらフォームはあまり変わっていないように見えても、ボールは変わってくるんだと思います。そうなんです、フォームを変えたいんじゃなくて、ボールを変えたい、ボールを速くするために飛んで投げてみよう!が最初の動機だったんですからね。
12月は肩を休めることになりますので、ボールを投げない間に頭の中を整理しておきたいと思います。頭でっかちになり過ぎていますので、やることにも優先順位をつけてなんでも全部やろうとしないようにしないといけません。
そうなんです、心も身体も器用な人間じゃないんだから(笑)コツコツやって行きます!