気温が下がってきたこともありますが、弘瀬先生が高知龍馬マラソンへの参加のためにランニング中心の生活に切り替えることになり、令和3年の日曜日恒例のピッチングが残り2回となりました。
11月21日(日)は曇り
天気予報によると11月22日(月)は雨で、雨が上がると寒気が入ってきて寒くなるようです。最高気温も15度くらいまでしか上がらないみたいで、いよいよ年老いた身体には厳しい季節がやってくるようです。
11月22日(日)は曇りではあるものの最高気温は20度の予想。どうもこの日がそこそこ汗もかけて身体が動きやすい気温で投げられる最後の日になりそうでした。
ただこの日はいつもと違って徳島から弘瀬先生にピッチングを教わりに来る人がいるらしく、そのために普段より早め(10時から)の集合になっていました。私は勝手に午前中その人のピッチングをやって、午後(暖かくなってから)いつものように二人で投げるんだろうと思っていました。
ところが弘瀬先生の予定はそうではなかったんです。グランドに着くとすでに私以外は到着していて、「そしたら外周走ってアップしようか。」といきなり言われました。「投げる前にアップしようと思っていたんだけどな。今アップしても投げるまでに時間があるので、身体冷えるしな。」と思いましたが、そのままついて走ることになりました。
外周(約1.7キロ)を1周かな?と早めのスピードのランニングについていきました。しかし1周目を終わっても中に入る様子はなく、そのまま2周目に突入です。「おいおい、1周かと思って普段より早めに走ってしまったぜよ。2周目がきついやんか。」です(笑)
遅れながらもなんとか2周走り終えて私はキャッチャーの準備です。その時弘瀬先生は普段のようにグランドでのアップを始めました。「あ、そうか。このまま一緒に投げるつもりやね。」やっと弘瀬先生の頭の中のスケジュールが理解出来た瞬間でした。
しかし私はこれからキャッチャーをするわけで、それならいつもと順番を変えて先に弘瀬先生に投げてもらって、後から私が投げるようにしようと思いました。これで一件落着です。
予定通りが作戦ミスに
徳島から来た学生さんのボールを受けます。やはり若者のボールです。勢いがありますし可能性を感じます。本当に若いってうらやましいですね。
一旦休憩するとなって弘瀬先生からキャッチボールをしようと言われます。この日もタイミング良くキャッチャーをやってくれる人がグランドで練習をされていました。こうなったらほぼ無理やり「受けて!」と言うしかありません。「嫌です。」と断られるんですが、そこはそんなことを許す二人ではありませんし、そうは言いながらでも受けてくれることは分かっていました。
なのでボールをその人に渡してキャッチャーをお願いして、私はアップすることにしました。予定通りです。ただ弘瀬先生はそう思っていなかったようで、「あれ?いつも順番がちがうやんか。」と言います。「いやいや、あなたはアップしていたでしょう。私はキャッチャーしてたのでこれからアップするので、今日はあなたから投げてください。」だったんです。
ただ私の口からは「後から投げて追い越してやる!」って思っていなかった言葉が出ていました(笑)何も考えずに出た言葉でしたが、「これでプレッシャーを与えられた。」と思った言葉が、実は自分に大きなプレッシャーを与えることになるとは思っていませんでした。
「そう言うなら思い知らせてやろう!」弘瀬先生の心の中はこうだったはずです。そして先週より1キロ速い98キロを計測。これで逆に私にプレッシャーがかかってきました。
やれるはずだった
先週のピッチングの後動画を整理していて気が付いたことがありました。私の身体の動きの中に他のピッチャーの方より大きく遅い動きがあるんです。ここを改善することが出来れば、いやここを改善しなければボールは速くならないと言ってもいい感じでした。
今週1週間はそれを意識してトレーニングしてきましたし、何か違ってきたような感覚があったんです。このことについては今年を振り返る時に詳しくお話するつもりでいます。
なので今週はそれが上手く出来ると球速はアップするはずだったんです。でもそうはなりませんでした。
目の前で先週より速いボールを見せられてしまって、心に余裕がなくなってしまった私は心を乱し、そして力んで速いボールを投げようとするあまりについにはフォームを崩してしまいました。休憩をはさんで2回投げることになったんですが、乱れたフォームが元にもどることはなく結局先週より1キロダウンで終わることになりました。
心の弱さがすべてを壊してしまいました。ただ崩れたフォームでも球速のアベレージはそんなに下がってはいなかったんです。やろうとしていることが間違っていないということのようにも思えます。
来週がラストチャンス
来週11月28日(日)の天気予報は今のところ晴れです。令和3年の締めくくりとして納得の行くピッチングをして終わりたいと思っています。
夏に記録した100キロを更新することは難しいかもしれませんが、やろうと思っていることをしっかりやって、心が崩れず、そしてフォームが崩れないような形で終われればいいなって思っています。
そしてこの冬の課題をしっかり把握できるようにして、春までの間のトレーニングやランニングにつなげていきたいと思います。
出来ることなら風のない15度くらいの気温の1日にならないですかね。神様お願いします!(笑)