ソフトボールマガジンは新年(2019年)を迎えました
手元に届いたソフトボールマガジンの最新号は2019年1月号。もう新年になっていました(笑)
今年も残すところあと1ヶ月と少しになりましたが、そろそろこちらも新年を迎える準備を始めないといけないですね。
ソフトボールマガジン2019年1月号は、どのような内容になっているのでしょうか、見てみましょう。
大会はほぼ終了
2018年ジャパンカップin高崎の様子は紹介されていますが、アメリカに負けて2位だったということでしょうか、結構後ろの方の白黒、それも紙の質の落ちるところに特集されていました。
編集部に深い意味はないのかもしれませんが、なんか疑ってみたくなるような扱いですね(笑)
巻頭のカラー特集は
『通算400安打記念インタビュー山田恵里「継続は力なり」』
になっています。
実際に会ったこともありませんし、どのような方かも知りませんのでコメントすることも持ち合わせてないのですが、ここまでずっと第一線で活躍を続けてこられたことは凄いな!と思います。
弛まぬ努力と研鑽があってこその結果だと思います。単純に残された結果とか派手な活躍ばかりに目を向けるのではなくて、その裏にある地味な練習やトレーニングを見習いたいものですね。
以前テレビで元プロ野球選手(投手)との対決をやっているところを見ました。この人本物だと思ったのは、元プロ野球選手の投げる130キロ代の野球のボールにバットを当てた瞬間でした。
さすがにパワーがないので強い当たりにはなりませんでしたが、女性でなかなかあのボールにバットを当てる人はいないと思います。
よくソフトボールのピッチャーのボールは野球換算で160キロとか言っていますが、あのソフトボールの距離で160キロのボールが眼の前を通過したら、とてもじゃないですが怖くてバッターボックスに立っていることは出来ないと思います。
ソフトボールのボールは女子であれば打つ瞬間のスピードは100キロ程度じゃないでしょうか。だから当たるんです。
実際にバッティングセンターに行って100キロのボールを打ってみてください。きっと遅いなあと感じるはずです。
次に130キロのボールを打ってみてください。なかなかバットに当てることも難しいと思います。さらに素人が130キロのボールのバッターボックスに立てるのは、相手がピッチングマシンで頭の方に来る心配がないからです。
もしこれが人間が投げるボールで、さらにコントロールが悪くて頭や身体に当てられそうだと思ったら、恐くてまともにバッターボックスに立ってなどいられませんよ。
私は全盛期の藤川球児(阪神タイガース)とキャッチボールをしたことがありますが、軽く投げるボールでも受け方が悪いと手の指が骨折してしまうんじゃないかという恐怖を感じながらやっていました。
それだけプロ野球選手のボールの回転とキレは凄いんです。いくら引退した元プロ野球選手とは言え、その選手が投げる野球のボールにバットを当てる山田選手は本物だと思いました。
冬はトレーニングの季節です
2019年1月号のメインテーマは
「冬のドリル」
です。
主要な大会も終って新チームにもなり、来年の春から戦える身体作り、チーム作りにはとても大切な時期になります。
いまではウエイトトレーニングも通年行うのが常識になりましたし、年間通じていろいろなトレーニングが実施されるようになりましたが、試合のコンディショニングを考えずに思いっ切り身体をいじめられるのは、やはりシーズンオフと呼ばれるこの季節ですね。
選手にとってはしんどい嫌な季節ではありますが、これを乗り越えると春には違った自分に出会える可能性がありますので、頑張ってもらいたいです。
またこの冬の季節は地域によって、その環境に大きな差が出る季節でもあります。
私の済んでいる高知県では、一部の山間部を除いて冬でもボールを使って普通の練習をすることが出来ます。そこは恵まれているのですが、その分この時期にこつこつやる地味なトレーニングが嫌い、やりたがらないという傾向があります(笑)
闘犬センター時代もちょっと走ってしんどくなったら、すぐに打ちましょう!と言って走るのを止める選手ばかりでした。
今年の夏全国を沸かした秋田県の金足農業などは、冬の時期は雪でグランドが使えないので、長靴をはいて雪の上をランニングして鍛えたと言っていました。あの環境が東北の方の粘り強さを作っているような気がします。高知県人にはとてもじゃないけど、真似の出来ないことです。
たくさんのメニューが紹介されていますので、グランドが使える地域にお住まいの方も、是非この時期に鍛えてみてください。努力はウソをつかないはずです。
NEC日本リーグ1部復帰
日本リーグ2部第5節/優勝決定戦の様子が紹介されています。
今年は1度も応援に行けませんでしたが、NECプラットフォームズがセクションを1位で通過して、まず1位同士の対決に臨みました。しかしなんと0-8と大敗。
しかし敗者復活戦で大和電機工業と対戦して3-1で勝利して、1部昇格をかけて再び日本精工と対戦しました。
前の大敗を引きずることなく3-0で勝ったNECプラットフォームズが、3年ぶりの1部昇格を決めました。おめでとうございます。
来年はどこかの大会にお邪魔して、お手伝いさせていただくつもりでおります。ただ監督が浦野先輩じゃなくなっていますので、応援してお父さんお母さんたちとお酒飲んで終わりになるかもしれませんが(笑)
1部昇格を決めたNECプラットフォームズの皆さんは、来シーズンの1部での厳しい戦いに備えて、この冬二回りくらい成長してもらいたいですね。そうしないとまた1年で2部に降格というエレベーターに乗らないといけなくなりますよ。頑張って下さい。