2019年最初の中学生の全国大会が開催されました。
第15回都道府県対抗全日本中学生男子大会の結果は?
第15回都道府県対抗全日本中学生男子大会は2019年3月24日(日)から26日(火)までの3日間、岡山県新見市で開催されました。参加チームが18と少ないのが寂しいですが、熱い戦いが繰り広げられたようです。
優勝したのは地元岡山県選抜で、2年連続6回目の優勝になります。地元協会も頑張って開催したかいがあったというものですね。こんな地道な努力が岡山県のソフトボールのレベルを全体的に引き上げてているのだと思います。おめでとうございます。
準優勝は鹿児島県選抜で、決勝戦は延長8回タイブレーカーまでもつれる大熱戦になりました。8回表2点を取って優勝か?と思ったのもつかの間、8回裏に一挙4点を失ってのサヨナラ負けとなってしまいました。やはり勝負は最後の最後まで分からないものです。この悔しさを忘れずに、次こそは日本一になれるように頑張って下さい。お疲れ様でした。
3位の2チームは、準決勝で優勝した岡山選抜に1-3で敗れた高知県男子選抜と、準優勝の鹿児島県選抜に0-6で敗れた長崎県選抜です。中学生も九州勢の頑張りが目立っているような気がしますね。この子どもたちが高校生になって行くわけですから、しばらく九州は強いかもしれません。我高知県はと言うと、去年1回戦敗退という屈辱を味わい、実力的には去年より劣るという前評判を覆しての3位ですので、大いに褒めてあげたいと思います。少子化の影響、これまで多くの名選手を輩出してきた山間部の過疎化によるソフトボール人口の減少による競技力の弱体化が顕著な高知県です。高校もそうですが、なかなか1校で全国と闘う力はなくなってきています。この大会は都道府県対抗という形なので、高知県として選手を集めて戦うことが出来る関係で、一昨年までは連続準優勝を飾るなど検討してきましたが、それもなかなか厳しくなってきました。その中での3位という成績は立派だと思いますが、高知県のソフトボール界はどんどん厳しくなっていくのではないかと心配しています。どんどん少なくなっていく子どもに、ソフトボールを選んでもらえる魅力作りが必要ですね。
勝ち上がり表は下のようになっています。詳しい内容や決勝戦の模様は、日本ソフトボール協会のホームページ等でご確認ください。
第15回都道府県対抗全日本中学生女子大会の結果は?
一方第15回都道府県対抗全日本中学生女子大会は、2019年3月24日(日)から26日(火)の3日間、愛媛県松山市他で開催されました。参加チームは48でした。
優勝したのは2年連続3回目になったAICHI選抜です。1回戦から決勝戦まで6試合戦っていますが、4試合が完封、残りの2試合も1失点と抜群のディフェンス力ですね。点取りゲームであるソフトボールですので、相手に点を与えないということは勝つ確率が大きくなると言うことです。このチームは強いですね。おめでとうございます。
準優勝は東京選抜です。決勝戦では惜しくも負けてしまいましたが、決勝戦を含めて6試合、立派な戦いでした。お疲れ様でした。
3位は準決勝で優勝したAICHI選抜に0-1で惜敗したオール群馬と、準優勝の東京選抜にこちらも3-4と惜敗した栃木県選抜になりました。この2チームはどちらも決勝戦に進んでもおかしくない実力がありましたし、優勝する力もありました。勝負は時の運です。夏の全国大会で日本一になるべく、これからも頑張って下さい。
勝ち上がり表は下のようになりました。