本当はこの方を1番最初にご紹介しなくてはいけなかったのですが、ご本人がまったくご自身の経歴や戦績に興味がなく、そんなものは知らないとおっしゃられるので時間がかかってしまいました。
まず間違いなくこれまでの男子のソフトボール界では最も多くのタイトルを獲得された監督になりますし、全日本の監督としては世界選手権やジュニアの世界選手権には参加していませんが、コーチとして参加され裏の監督として選手のお世話からすべてにおいてチームの中心におられました。
この時代に日本代表として活躍した選手は、現在各地で指導者としてそれなりの地位を確立されていますが、この杉本さんの前ではまるで子供扱いされてしまいます。それだけお世話になったということでしょう。
経歴です。
高知県高知市出身
昭和32年生まれ
高知商業からトヨタ自動車を経て闘犬センターに所属
昭和59年シーズンから監督兼選手
獲得タイトル数:25タイトル
内訳 クラブ大会 優勝4回(4連覇)、準優勝1回、三位1回
一般男子(現全日本総合)優勝4回
日本リーグ 優勝7回、準優勝1回
総合選手権 優勝6回、三位2回
国体 優勝4回(4連覇)
昭和63年には史上初の、クラブ、一般男子、日本リーグ、国体、総合選手権の5冠を達成する。
この他にも選手として高校時代にインターハイ、国体優勝、トヨタ自動車、闘犬センターでも全国大会の優勝、準優勝、三位を数多く経験されています。
闘犬センターを退いてからもその指導力を買われ、高知県の国体女子のチームの監督(クラブ大会で準優勝)をされたり、大阪桃次郎や平林金属の指導にも携わられた経験があります。
平成28年度から高知ソフトボール協会副会長に就任(地位とか名声に興味がないこの方にしては珍しい出来事になっています。)
この二人も杉本さんの前では子どもです(笑)