1999年4月25日高知県春野運動公園で開催された日本男子ソフトボールリーグ「闘犬センター対ホンダエンジニアリング」の試合の様子を撮影したものです。
7回表裏の攻防をご紹介します。
この時代の闘犬センターの打線の破壊力は、25年間の歴史の中でもトップクラスであり井上、西田、江口(現トヨタ自動車男子ソフトボール部監督)、岡本(現高知パシフィックウェーブ監督)、植野、梅下(元全日本ジュニア監督)、西村(現環太平洋大学男子ソフトボール部監督)、笹岡(現佐川高校男子ソフトボール部部長)、山崎泰稔(元戸田中央総合病院女子ソフトボール部監督)、松浦(元大阪グローバル・ダイワアクト監督)と並ぶ打線は、相手投手からは脅威だったと思います。
残念ながらこの動画ではクリーンアップには打順が回って来ていませんが、また別の動画でご紹介できると思います。そして対戦相手のホンダエンジニアリングで投げている「濱中投手」が、現ホンダ女子ソフトボール部の監督をされていることを考えると、この時代にプレーしていた選手たちが今もソフトボール界をしかっり支えているんだなあと実感しますね。
カメラも固定されていませんし、バッターボックスの一番見たいところに数字があったりして見づらいですがお許しいただきたいと思います。
今のボールとバットが当る時の音と、この時代〈1999年)の音が違うことにも気がつかれたでしょうか?
そしてバッターの構え方、バットの出し方、最も違っているのが足を踏み込んだ時の上体の角度でしょうか。この時代には地面に対して真っ直ぐか、叩きつけるイメージのバッターは上体がかぶるくらいの打ち方が多いですね。
そんなに簡単にホームランが打てることはありませんでしたので、長打力のないバッターは「叩きつける」「ゴロを打つ」ということを徹底的に練習させられました。そしてフライアウトになると、こっぴどく怒られたものでした。
そんな変化もこの動画からは見てとることが出来るのではないでしょうか。